口にする度 本当に伝えたい言葉は
ぽろぽろとこぼれて 逃げていく
悲しみに支配させてただ
潰されるのなら
出典: 何度でも/作詞:吉田美和 作曲:中村正人,吉田美和
苦しい状況の中では、つい弱腰になってしまうこともあるでしょう。
本当に言いたいのは「きみ」にかける言葉なのにその言葉はこぼれ落ちてしまい、口をついて出るのは弱音だけ。
望んでいない自分の弱い姿に悔しさや焦りを感じる様子が見えます。
そして、「立ち止まってそんな悲しい気持ちにとらわれるくらいなら」という気持ちで歌詞はサビへと続きます。
「きみ」が励みになる
何度でも何度でも何度でも 立ち上がり呼ぶよ
きみの名前 声が涸れるまで
出典: 何度でも/作詞:吉田美和 作曲:中村正人,吉田美和
悔しさや悲しみに潰されないためにも、自分を奮い立たせてまた立ち上がります。
そして、そのときに呼ぶのはやっぱり「きみ」の名前です。
辛い、苦しい状況でもまた立ち上がれるのは「きみ」のおかげなのでしょう。
落ち込んでやる気ももう底ついて
がんばれない時も きみを思い出すよ
10000回だめで かっこ悪くても
10001回目は 何か 変わるかもしれない
出典: 何度でも/作詞:吉田美和 作曲:中村正人,吉田美和
やる気が底をついて「もうだめかもしれない」という限界の状況で「きみ」を思い出す。
主人公にとって「きみ」は、立ち上がるための最後の心の切り札なのでしょう。
それほど大切な人がいる、という事実が主人公を強くしてくれます。
この曲の主人公のように、大切で特別な誰かのためだからこそ頑張って生きていける、という人は多いのではないでしょうか。
また立ち上がって「きみ」を思い出す
前を向いて
しがみついて
胸掻きむしって
あきらめないで叫べ!
出典: 何度でも/作詞:吉田美和 作曲:中村正人,吉田美和
力強く励ますような言葉。
この言葉は、曲の主人公が自分自身に言い聞かせているものなのではないでしょうか。
何度でも何度でも何度でも
立ち上がり呼ぶよ
きみの名前 声が涸れるまで
悔しくて苦しくて
がんばってもどうしようもない時も
きみの歌を思い出すよ
出典: 何度でも/作詞:吉田美和 作曲:中村正人,吉田美和
そうしてまた立ち上がり、「きみ」を想って挑戦を続けます。
この先の困難にも立ち向かっていく
この先も躓いて傷ついて傷つけて
終わりのないやり場のない怒りさえ
もどかしく抱きながら
どうしてわからないんだ?伝わらないんだ?
喘ぎ嘆きながら 自分と戦ってみるよ
10000回だめで 望みなくなっても
10001回目は 来る
きみを呼ぶ声 力にしていくよ 何度も
明日がその10001回目かもしれない…
出典: 何度でも/作詞:吉田美和 作曲:中村正人,吉田美和
挑戦し続ける主人公。その人生の道のりには、きっとたくさんの壁が立ち塞がっているのでしょう。
「10000回」という途方もない回数の挑戦すら見据える姿に、主人公のひた向きな強さが表れています。
何度失敗しても挑戦をやめない。そんな辛い挑戦は誰にでもできることではないでしょう。
しかし、挑戦をやめない人間にしか次のチャンスはやってきません。
大切な人の存在を原動力に自分を信じて頑張り続ける。そんな決意が表れている歌詞です。
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