04 Limited Sazabys【Kitchen】歌詞の意味を解説！夜中のキッチンで何を企む？

最後に歌われる「逃げ場」とは何を意味しているのか？

これは「どんなときでも楽しい気分になれる場所」のことなのかもしれません。

そして、それが「フィクション」なのだと思います。

現実とは違う世界。

だから思う存分、好き放題やることができる。

フォーリミは、そんな「逃げ場」を夜中のキッチンにつくり上げたのだと思います。

誰もいないキッチンに眠る、たくさんのご馳走。

いまだけは、そのぜんぶが自分のもの。

昼間には味わえない贅沢を、夜中のキッチンで味わっているのでしょう。

そう考えると、冒頭で歌われていた「ミッション」は、この「逃げ場」をつくることだったのかも。

今日あった悲しいことを消化して、明日も元気に生きていく。

そのための「逃げ場」の確保。

夜中のキッチンのように誰もいない場所でなら、好きなだけ自分を曝け出していい。

フォーリミはそういった想いを込めて『Kitchen』を歌っているのではないでしょうか？

一見するとふざけているだけのようにも思えるこの曲。

しかし、最後まで歌詞を読み解いてみると、そこには優しいメッセージが隠されていました。

辛いときは逃げてもいい。

たまには好き放題やってもいい。

そのための「逃げ場」を内緒でいくつか確保しておこう。

フォーリミらしい、無邪気で温かい曲でしたね。

『Kitchen』と同じく、フォーリミにはメッセージ性の強い曲がたくさんあります。

以下の2つの記事では、それぞれ『message』と『Galapagos』という曲について紹介。

どちらも奥深い歌詞になっています。