恋はタイミング リセット サマー
サマー サマー サマー
恋はタイミング リサイクル サマー
こんなことはレアケース

出典: 自惚れビーチ/作詞:秋元康 作曲:Tadashi Tsukida

リセットやリサイクルという言葉から感じ取れるのは主人公の軽い恋愛です。

そういった遊び人思考の女性に振り向く男性は少ないと思います。

また、そんな女性に振り向く男性も、同じく軽い恋愛観を持っているでしょう。

最後は、いつでも彼氏の存在に困らなかった自分の魅力を必死にアピールしているように感じ取れます。

この想いは届くのでしょうか。

最後の歌詞へと続きます。

恋の行方は

カモーン カモーン カモーン こっちおいで
カモーン カモーン カモーン 自惚れビーチ
ちょうど一人なの(Hey!)
今だけのチャンス(Hey!)
カモーン カモーン カモーン こっちおいで
カモーン カモーン カモーン 上からロマンス
私がフリーでいるなんて
絶対に
ありえないから
カモーン カモーン カモーン…

出典: 自惚れビーチ/作詞:秋元康 作曲:Tadashi Tsukida

最後のサビです。

1番で歌われたサビの歌詞に「絶対」という言葉が追加されて歌われています。

先ほどの男性とはどうなったのでしょう?

「はたして恋の行方は、つづく」といったような展開だともいえます。

しかし、恋が失敗したという展開にもできるのです。

1番に帰ってきたということは、1人に戻ったという意味にも受け取れます。

離れて行った男性を呼んでいる姿を最後の歌詞ではあらわしているのではないでしょうか。

1番のサビと最後のサビは同じ文章でも、「カモン」の意味が変わる仕掛けがなされています。

高飛車だけど、どこか憎めない主人公が可愛らしいですね。

【自惚れビーチ】はドタバタ恋愛劇を描いた、クスリと笑える楽曲なのです。

昭和から平成初期の恋愛が題材

薄々気付いていた方もいるかもしれませんが、【自惚れビーチ】は昭和から平成初期の恋愛を題材にしています。

ところどころ歌詞のワードが古臭く感じるのはそういった時代感を反映させているからでしょう。

新しすぎず、古すぎない題材は作詞をしている秋元康さんらしい絶妙な着眼点だと感じます。

女性が積極的に男性を口説いたり、背中にサンオイルを塗るというシチュエーションもその時代特有のものです。

SNSが発達した現代の若者には中々共感し辛い歌詞だと思います。

逆に、「こんな時代もあった」と懐かしんだ方もいるのではないでしょうか。

そういった幅広い年代に認知してもらうために、【自惚れビーチ】は一役買っているのです。

乃木坂46が多くの年代に愛される理由もこういったところにあります。

まとめ

乃木坂46【自惚れビーチ】歌詞の意味を解説!どんな女の子にドキドキしちゃう?上から目線な魅力に迫るの画像

今回は乃木坂46の【自惚れビーチ】の歌詞解説をさせていただきました。

自惚れの強い女の子のコメディな恋愛模様を楽しんでいただけたでしょうか?

夏のビーチを舞台にしたザ・夏曲といった雰囲気で、ドライブにもオススメの楽曲です。

ちょっと過激な曲を清楚な乃木坂46が歌っているという面白さも実感してみてください。

最後に乃木坂46に関するOTOKAKE内の記事を紹介させていただきます。

下記の記事は乃木坂46の夏曲である【スカイダイビング】の歌詞解説記事です。

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