乃木坂46、18枚目シングル「逃げ水」
発売されたのは2017年の8月9日
この夏の時期に発表される楽曲はいわゆる「夏曲」と呼ばれています。
夏曲、と聞くといわゆる明るく弾けたアイドルらしい雰囲気の楽曲を想像しませんか?
しかし逃げ水はそのようなイメージとは少し雰囲気の違う楽曲。
夏にぴったり!というよりも「夏の終わり」を感じさせる雰囲気や、ちくりと刺すような寂しさを感じるでしょう。
ふと「夢」や「あの夏」を振り返りたくなる一曲になっています。
センターを務めたのは初の3期生!
新曲が発表されるたびに、多くの人が注目している表題曲に参加する選抜メンバー!
乃木坂46の冠バラエティ番組である「乃木坂工事中」で行われている恒例の選抜メンバー発表。
なんとこの楽曲のセンターは、乃木坂46の3期生である大園桃子と与田祐希だったんです。
3期生加入後の突然のWセンター、そしてセンターの両名共新たなメンバーの3期生であることに衝撃が走りました。
2人とも今となっては選抜メンバーに欠かせない存在になっていますが、当時のセンターが決まった直後の初々しいコメントも記憶に新しいですね。
YouTubeにてフルバージョンでMV公開中!
楽曲はこちらです!なんと見出しにもあるように発売後もフルバージョンで公開されています。
逃げ水とはどのような意味?
あまり聞き覚えのない言葉である「逃げ水」。
一体どのような意味の言葉なのでしょうか?
詩的な説明ではなく、まずは本来の意味を引用いたします。逃げ水とはこのような意味。
逃げ水(にげみず、英語: inferior mirage、road mirage)とは、風がなく晴れた暑い日に、アスファルトの道路などで、遠くに水があるように見える現象のこと。「地鏡」ともいう。
近づいてもその場所に水はなく、さらに遠くに見え、まるで水が逃げていくように見えることからこの名前がつけられている。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/逃げ水
皆さんはこのような現象である「逃げ水」を見たことがありますか?
筆者はこの現象を長く続いた道路で見たことがあるのですが、思わず「あっ」と声がこぼれました。
暑い日が条件ということもあり、もちろん夏に。とても不思議な光景、まさに夏の風物詩のような光景です。
ぜひ調べてその写真などを見てくださいね。
ミラージュを絡めた世界
実は歌詞中には「逃げ水」という言葉は用いられていないんです。
歌詞中で歌われているのは「ミラージュ」という言葉。
ミラージュとは「蜃気楼、逃げ水」の事を指し、そしてその他に「儚い幻想、夢、希望」などの意味合いを持つのだそう。
この「ミラージュ」の意味をなぞらえながら、楽曲の歌詞を解釈していきます。