自己犠牲してない?

世間は いつも愛だ恋だ それもいいけど
じぶんを ねぇ、ちゃんと 抱きしめてたいよね

出典: HADASHi NO STEP/作曲:田淵智也 作詞:LiSA

世間的に女性の幸せは恋愛にあるというイメージの人も多いはず。

いつか白馬に乗った王子様が迎えに来てくれると夢を描きます。

でもその実は白馬の王子様のために、本来の自分らしさを捨てたり、やりたいことを放棄。

自分を犠牲にしているかもしれません。

そんなの自分らしくありませんよね。

いつか来る誰かのためにではなく、自分のために自分をしっかりと大事にしてあげるべきなのです。

自分の力で近づきたい

いつか履けなかった ガラスの靴
いまはまだ裸足で踊れそうよ
泣いて ぶつかって 不器用なステップで 近づけば i Love You

出典: HADASHi NO STEP/作曲:田淵智也 作詞:LiSA

ガラスの靴といえば、シンデレラが王子様と出会うためのきっかけです。

それがピッタリ合うということ=運命の人と出会うという比喩でしょう。

それが履けなかったのですから、つまりまだ運命の人には出会えてないということ。

それって一見寂しいことのように感じます。

でもだからこそ素の自分で今はいられるわけです。

誰かに手を引いてもらうのではなく、自分の足で慣れないステップを踏む。

となれば失敗も多く、ときには彼女のキライな涙を流すこともあるでしょう。

それでも精一杯自分にとって理想の人に近づき、愛をささやくわけですね。

誰かに来てもらうのではなく、自分の力で歩んでいきたいという強さがここにあります。

素直な心で飛び込みたい

強がりをやめたい

四六時中 危険予測ばかり あれこれ浮かんでる
願うなら 寝起きみたいな心で 飛び込みたいわ

出典: HADASHi NO STEP/作曲:田淵智也 作詞:LiSA

彼女自身本当は強がってしまう自分をやめたいのです。

こんな言動はかっこわるい。

これは自分らしくない。

こんな人は信用できない。

世間体を気にしながら、強く生きていこうと思っていたら虚勢も大事です。

でも2行目の通り。

寝起きはぼうっとしていて、計算もなにもない自然体です。

そんな打算のない自然体のままでいたいという彼女の気持ちがここにあります。

大人の恋愛

淡い夢 甘いトキメキ
大人を理由に遠ざけてる
好きになった後のことなんて "あと"からでいいはずなのに

出典: HADASHi NO STEP/作曲:田淵智也 作詞:LiSA

大人になると自由な恋愛って難しいです。

世間体や「今更恋愛なんて」という感情。

いろんな大人の理由が邪魔をします。

これも全ては自分ではなく、周りがどう見ているかを考えているからですね。

このままじゃあ元の自分と変わりません。

結局その当事者は自分です。

外野がなんかいったところで、保証してくれるわけでもありません。

好きな気持ちを表に出し、その後のことは後からなんとでもなる。

裸の気持ちだけで生きるのは大変ですが、それを自分でどうにかできるのも大人です。

傷ついて悩み、始まる愛

曖昧な愛を知りたい

みんな いつもYES,NOで 決めたがるけど
私 ねぇ、ちゃんと 愛を知りたいんだよ

出典: HADASHi NO STEP/作曲:田淵智也 作詞:LiSA

人はイエス・ノーや白・黒などわかりやすいものを求めます。

でも恋愛ってそんな割り切れたものではないはずです。

確かに告白して、うまくいくか振られるかなんていう側面もあります。

でも彼女が知りたいのは恋愛ではなく、愛です。

愛を知るためには、どうすればいいのでしょうか?

傷ついて悩んで、はじめて始まる愛