aint(エイント)とは
福岡県久留米市発、aint(エイント)。
男女ツインボーカルにスクリームが加わるトリプルボーカルのトリプルギターロックバンド。
ポストロック、インストゥルメンタルのバンド等に強く影響を受けたタカアキ(Gt)が創り出す変拍子を多く取り入れた楽曲に、Vo,コウキのキャッチーな歌声とPOPセンスが絶妙に混じり合い、それを支えるメンバーの高い演奏力がバンドの唯一無二の世界観を構築している。
出典: https://aintofficial.jimdo.com/profile-1/
得意の変拍子を休止、キャッチーでエモい楽曲に
昨年のUK.PROJECTの"Evolution! Generation! Situation! Vol.2 suppoted by Eggs"でグランプリを獲得した注目の5人。
ですが、ここからは変拍子をお休みし、よりキャッチーな手に取りやすい楽曲を作り出しました。
BIGMAMA・[ALEXANDROS]を輩出しているUK.PROJECTのレーベルがあります。
現在、そのレーベルからTOWER RECORDS限定のシングル「Moondrop/明日が来るまで」をリリースしています。
そのレーベルの先輩であるBIGMAMAの金井さんからのアドバイスを受けて作られた「Moondrop」。
一体、どんな曲なのでしょうか?
早速検証してみましょう!
走り出した小さな希望
クリアなボーカルとサウンドに突然雷のように現れるスクリーム。
これがaintの新しさと、唯一無二の存在感であり醍醐味です。
痛みを抱えもがきながら沈んでいく、そんな主人公の葛藤がうかがえる楽曲。
耐えがたい痛みを背負い、それでも前に進まなければいけない命の責任。
耐えきれず叫び出す様子が美しく描かれた楽曲です。
音質も綺麗で、記憶の中の音のようにどこか懐かしく響き渡るのも特徴です。
トリプルギターが魅力的!
対象物であるボーカル・ニシダコウキさんの歌声を際立たせるかの様な他のメンバーの音の心地よさ。
ニシダコウキさんの優等生のようなボーカルと海野タカアキさんのギターのクリアなサウンド。
そして紅一点のusakoさん切れのあるギター。
どれ一つ欠かせない音色であり、引き立てあいながらもそれぞれの存在感を感じさせるようです。
「Moondrop」が作られるまで
「Moondrop」は金井政人さんプロデュースという点でも注目されています。
金井政人さんと言えばBIGMAMAのボーカルとして知られていますね。
ファンの方の声にもあるように、BIGMAMAを彷彿とさせる楽曲に仕上がっています。
aintの目標の一つであったUK.PROJECTのオーディションを通過したことで、更なる自信を身につけられたに違いありません。
この楽曲によって、どこか突き抜けた感が生まれたように感じます。
変拍子<メッセージ性にこだわった楽曲
もともと変拍子を楽曲に取り入れていたaint。
とはいえ、新しいことに挑戦するのはいつだって重要なことですよね。
彼らもまた、今までのスタイルから抜け出すというチャレンジを試みました。
そこで作られたのが「Moondrop」。
歌詞もニシダさんが主に書き、金井さんがアドバイスをして作られたそう。
先輩からのアドバイスによって、より良いものに仕上がったのですね。
aintのいい意味での尖った部分を十分に生かしたこの楽曲。
このような過程を経て、10代、20代の皆さんにとって共感しやすいエモくてメッセージ性の高い楽曲ができあがりました!
なんと、2番では金井さん自身のコーラスも聞くことができます。
BIGMAMAのファンにとっても嬉しい楽曲に仕上がりました。
「Moondrop」のMVから伝わるメッセージ
ここで「Moondrop」のMVに注目してみましょう。
曇り空の中、海と女性、そしてガラス玉が登場します。