10位 アフターダーク

2008年にリリースされたアルバム、「ワールドワールドワールド」に収録されています。


アニメの主題歌にも起用されました。


アフターダークという曲名通り、どこか暗いイメージのフレーズがちりばめられていますが、全体としては希望や前向きな気持ちに溢れた曲だと思います。


メロディーは全体的に疾走感に溢れ、ドラムソロから始まり、ところどころに聞こえる、うなるようなギターの音色が印象的です。


夜風が運ぶ淡い希望乗せて
どこまでいけるか


それを拒むように世界は揺れて全てを奪い去る

夢なら覚めた
だけど僕らはまだなにもしていない
進め


というサビの歌詞が印象的です。


前へ進みたくなるような背中を押してくれる曲です。


9位 夏の日、残像

2003年にリリースされたアルバム、「君繋ファイブエム」に収録されています。


ユーチューブに公式のmvもなく、アジカン初期の頃の曲ですが今でもなおファンに愛されている曲の一つです。


曲の最初は静かに始まりますがサビにかけて盛り上がり、夏を感じさせる爽やかでどこかあつい曲です。


最初から最初まで疾走感にあふれています。


ゴッチの叫ぶような歌声もあつくて夏らしさがあふれています!


サビの短いフレーズを繰り返しつなげて歌い上げているところも一つ一つを短くすることで耳に残りやすく本当に残像のように頭に残る曲です。


夏になると聞きたくなる曲ですね!

8位 遥か彼方

2002年に発売された「崩壊アンプリファー」に収録されています。


アニメのOP曲にもなりサビの部分は誰もは一度聞いたことがあるのではないでしょうか。


ベースソロから始まるこの曲はサビの前で一気に静かになったかと思えば、サビで一気に盛り上がり、またベースソロ、、終盤にはリズムが変調し、少しゆっくりになります。


そして


偽ることに慣れた君の世界を 塗りつぶすのさ 白く、、


というフレーズが現れて終わります。


この曲は遥か彼方へ走り出したくなるような疾走感あふれる全力なイメージの曲ですが最後にアジカンからファンへのメッセージなのか


がらりと変わったリズムと歌詞で何を表したかったのか考えてみたくなります。

7位 それではまた明日

2012年にリリースされたアルバム、「ランドマーク」に収録されています。


この曲も「遥か彼方」と同じアニメの劇場版主題歌に起用されています。


その関係かわかりませんが「遥か彼方」と同じようなベースソロから始まります。


この曲も一度は耳にしたことがあるかもしれません。


アニメのイメージとぴったりで最初から最後まで疾走感にあふれています。


サビの最後、「それではまた明日」というフレーズが印象的です。


2サビが終わった後の間奏はリズムが一気に変わりどこか和を感じさせます。


少しリズムを変えてきたり一つ一つのフレーズを短くしているところもアジカンらしいです。


そこを除けば歌詞もメロディーもシンプルですが聞いていると清々しい、爽やかな曲です。

6位 海岸通り

2004年にリリースされたアルバム、「ソルファ」に収録されています。


昨年2016年には再レコーディングされ話題にもなりました。


曲調は全体的にゆったりとしていてどこか切ない気持ちになります。


春というフレーズがたくさん出てきます。


春は出会いの季節であり別れの季節でもあります。


そんな季節の切なさを海岸通りと夕凪という情景で爽やかに歌い上げています。


桜が舞う春の優しい風が吹く静かに波の寄せる海岸が目に浮かぶようです。


あれがない これもない

どんな希望も叶えたい欲張り

そんな僕らの足りないものだけをそっと包むように

夕凪の最後には優しく揺らぐ風

海岸通りに春が舞う


どこか不完全な様子が綴られています。


そして「僕」ではなくて「僕ら」というところに


若者の新たな旅立ちや卒業、仲間との別れをどこか感じさせられます。


春に風を感じながら海でききたい曲ですね。

5位 リライト

アルバム「ソルファ」に収録されています。


アニメのOP曲にも起用されています。


こうみるとアニメの主題歌やOP曲に起用されていることがとても多いですね!


「リライトしてー―」


というサビは誰もが耳にしたことがあるはずです。


リライト=rewrite=書きなおす というような意味です。


曲の最初では今の自分の矛盾さややるせなさを表しているようです。


サビではそれをリライトしてーー・・・と歌い上げています。


消して リライトして

くだらない超幻想

忘られぬ存在感を


起死回生

リライトして

意味のない想像も君をなす原動力

全身全霊をくれよ


今までの事を


書き直すんだという思いが伝わってきます。


いやなことがあったとき落ち込んだ時に前を向く強さをくれる曲です。


そして曲後半、「はっっ」という声とともに曲調が変わります。


そこもアジカンらしさが詰まっていて面白いです。


「リライトして――」


思わず叫びたくなります。

リライト(2016ver)

2016年に再レコーディングされた「ソルファ」と連動してMVも新たにあがっていました。

4位 ムスタング