9mm Parabellum Bullet注目の新曲!
9mm Parabellum Bullet(キューミリ・パラベラム・バレット)の2018年第一弾新曲「キャリーオン」。
2018年5月27日から9月8日までLINE MUSICで無料配信しています。
MVもアップされて、もう耳にされた方も多いのではないでしょうか。
そして2018年公開予定の映画「ニート・ニート・ニート」の主題歌に決定して注目の一曲なのです。
今回は9mm Parabellum Bulletの魅力と勢いに乗る新曲「キャリーオン」をご紹介します。
9mm Parabellum Bulletらしさ
懐かしさも覚える曲調
「キャリーオン」は疾走感と哀愁漂う雰囲気が9mm Parabellum Bulletらしいと感じました。
さらに9mm Parabellum Bulletらしさを追求すると懐かしい香りがするところですね。
9mm Parabellum Bulletの曲は駆け抜けていくようでとてもカッコいいのに、なぜか冷たくない。
今回発表された「キャリーオン」も、いい意味で最新式っぽくない手作りの温かさみたいなものを感じます。
曲だけでなく歌詞にもそういった少し綻んだような部分があって、共感を覚えてしまうのです。
ファンもそういった9mm Parabellum Bulletの魅力に惹かれているので、この曲への反応はとてもいいものでした。
「キャリーオン」の意味
”carry on"とは”困難にもめげずに続ける”というような意味です。
特に中断していたことをあきらめずにもう一度行うこと。
”再び立ち上がる”といった意味合いでしょうか。
9mm Parabellum Bulletは、ギター&コーラス担当の滝善充が腕の不調でライブ活動を休止しています。
この新曲の作詞者は今時点でわかりませんでした。
しかし9mm Parabellum Bulletのほとんどの曲を、ヴォーカル&ギター担当の菅原卓郎が作詞しています。
ファンの間では滝善充への想いがあるのではと噂されているところです。
その滝善充がおそらく作曲していると思われるのですが、歌詞が先か曲が先かはわかりません。
この二人の生み出してきた曲は、物悲しいのに力強くて心が震えてきます。
「キャリーオン」にはこれらと同じ匂いがするのです。
「キャリーオン」に詰め込まれた熱意
ではここで「キャリーオン」のMVをご紹介します。
今回も走り切っている感いっぱいなのでしっかりついて来てくださいね。
「キャリーオン」を聴いてみよう
2分37秒とやや短いですが9mm Parabellum Bulletの曲はダラダラと続くことはないです。
無駄がないのに充実感はずっしりある凝縮された曲だと感じました。
力強いのに繊細な魅力
3拍子で美しくロックできる数少ないバンド9mm Parabellum Bullet。
この曲も3拍子が流れるように演奏されています。
イントロの静かな部分でかき鳴らされる悲し気なギター。
応えるように重たいドラムとベースがリズムを打ち、我慢しきれないように爆発して歌まで盛り上げます。
ヴォーカルのよく届く声ではっきりと歌詞が歌われるので聴く人の胸に迫ってくるのです。
9mm Parabellum Bulletの曲を聴くと、日本語って綺麗だなと思います。
それだけよく考えて作ってあるのでしょう。
間奏のドラムの躍動感はすさまじく圧巻です。
歌詞の2番に入ると、ベースも目まぐるしく動き出し曲の後半へ向けて走ります。
二つ目の間奏は少し静まるところが逆にアクセントになっていてキラリと光るイメージです。
そしてその後ははもう止められない勢いで疾走して終わります。
もう少し聴いていたいと思いながらも満足感はたっぷりです。