【シアワセオリー/FTISLAND】幸せの意味を問う歌詞を徹底解説！韓国語＆英語版の収録情報も紹介

結局は大事な人を「自分のことをわかってくれてるさ」と、気にもかけずに甘えて過ごしてきたことを悔やんでいますね。

いつも面倒をかけている彼女に「疲れているから」と返事もせず、それが当たり前のように思っていた日々。

ある日家に帰ったら彼女がいない。置手紙に「あなたにとって私は何？」とあり、失ったものの大きさに初めて気づきます。

「君には何もしてあげられなかった。だけど君からは大きな安らぎをもらっていた」んだって。

「僕は音楽で成功することだけが幸せだと思っていて、人としての幸せを見失っていたよ」と、やっと相手と一緒にいる幸せに気づきます。

当たり前すぎて失ってから気づく「幸せ」。それは「空気」のような穏やかなもので、なかったら「息が出来ない」ほどの大切なものなのです。

自分から離れてしまった彼女の心はもう取り戻すことはできないかもしれない。

夢を追いかけ続ける自分といることで彼女の「幸せ」を奪うのではなく、彼女の新たな「幸せ」を願うことこそ自分のできる思いやりではないかと考えます。

それが自分の出した一つの決断であり、一人ぼっちに耐える「勇気」でもあると言えます。

彼女と過ごした青春の思い出を永遠に自分の心に残そうと思っているところが「名もなき花」に込められているように感じます。

ほろ苦い青春の1ページですね。

これは同じく、いしわたり淳治さんが作詞したFTISLANDの曲「SATISFACTION」とつながっています。VTRの3:10からの曲です。

「シアワセオリー」のMVは千葉県の海岸でロケが行われたようです。この岸壁を見ると銚子ジオパークの屛風ヶ浦（びょうぶがうら）かもしれません。

ここは英国のドーバー海峡に似ていることから「東洋のドーバー」と言われ、よくCMなどの撮影に使われているところだそうです。

風が強くて1日中撮影しているのは大変そうでしたが、FTISLANDのワイルドさが際立ったような感じに仕上がっています。

FTISLANDのメンバーの雰囲気が伝わるメイキング映像の方をご紹介しますね。

メンバーたちの「幸せ」についてインタビューされていました。やはり日本人と変わらぬ、韓国の若者の姿が微笑ましいです。

歌詞の意味についても語ってくれていますよ。

2013年9月18日に2枚組のベストアルバム「THE SINGLES COLLECTION」を発売。

DISC1には日本でのデビュー曲「Flower Rock」から「シアワセオリー」まで3年間で出した全シングル曲が収録されています。

DISC2にはシングルのカップリング曲などが入っているほか、「シアワセオリー」の特別バージョンが入っています。

初回限定盤には韓国語バージョンが、International盤と通常盤には英語バージョンが収録されています。

言語によって雰囲気が違うものとなるので、そちらも是非聞きたいところです。韓国語バージョンのMVをご紹介します。

当初は自分たちで作詞作曲をする形ではなく、自分たちの音楽を演奏するというよりはアイドルのようなパフォーマーとしての要素が強いものでした。

そしてデビュー6年目からシンガーソングライターとしての活動にも手を広げていくようになってきました。

4枚目のフルアルバム「RATED-FT」からメンバー全員が作詞作曲を試み始めるようにも。活動を通して成長し、伝えたい思いが募ってきたのだと思います。

この頃からメンバーたちは個人で活動することもあり、それぞれがドラマやミュージカルに出演したりしています。