1stアルバム「神様、僕は気づいてしまった」
2017年7月、神様、僕は気づいてしまったの1stアルバム「神様、僕は気づいてしまった」がリリースされました。
バンド名を背負ったアルバムということで1stアルバムながら、とても聴き応えのあるアルバムになっています。
収録曲は以下の通りとなっています。
1.わたしの命を抉ってみせて
2.宣戦布告
3.CQCQ
4.僕の手に触れるな
5.天罰有れかしと願う
6.大人になってゆくんだね
7.だから僕は不幸に縋っていました
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/神様、僕は気づいてしまった_(アルバム)
メインソングライターは、ベース担当の東野へいとさんですが、「宣戦布告」「天罰有れかしと願う」はギターボーカルのどこのだれかさんが作詞作曲を務めています。
東野へいとさんとどこのだれかさんは、バンドを組む前から「お互いの作る楽曲が似ている」と話していました。
なので、使う語彙は違えど、似たことを歌っている楽曲が多いです。
今回はそんな1stアルバム「神様、僕は気づいてしまった」のオススメ曲を紹介させて頂きます。
初回限定版はDVD付き
アルバムの初回限定盤にはDVDが付いており、「だから僕は不幸に縋っていました」「僕の手に触れるな」のMVと、それぞれのメイキング映像が収録されています。
無機質な覆面を被り、一切素顔を明かしていない彼らですが、メイキングではカメラに向かってピースしてくれる場面もありました。
「わたしの命を抉ってみせて」
アルバムの1曲目に収録されているのが「わたしの命を抉ってみせて」です。
アルバム発売当日にMVがYouTubeにアップされました。ギターのサウンドがカッコよく、神様、僕は気づいてしまったらしい中毒性のある楽曲だと思います。
Aメロではボーカルの声にエフェクトがかけられておりカッコいいのですが、やや聴き取り辛いです。
それに加えて難しい言葉が沢山並んでいることもあり、完全にメロディー重視の楽曲だと思っていました。
ですがMVを見てみると、人間関係に振り回される様子や、登場人物が覆面を被っている様子から、自分以外全員他人であることを突きつけられるような冷たさを感じました。
当たり前ですが、同じ職場の人間も、友達も、家族もみんな他人です。
あえて難しい言葉を使うことで、伝わらないことを表現しているのかもしれません。
アウトロに注目!
アルバム1曲目ということで非常にインパクトが強く、他の曲よりも沢山聴きましたが、ラストサビ終わりのアウトロが非常にカッコいいです。
F7のコードで怪しげな印象を残して終わるのかと思いきや、ギターのリフに戻り、途中で遮られるように曲が終わります。
1曲目からとても凝って作られているんだなと思わせてくれました。
「宣戦布告」
作詞作曲はどこのだれか
「宣戦布告」はアルバムの2曲目に収録されています。
今回紹介する楽曲でどこのだれかさんが作詞作曲した楽曲は「宣戦布告」のみです。
東野へいとさんが製作した楽曲に比べて使われている言葉が分かりやすいと思います。
ですが、使っている言葉が違うだけでこの曲から2人とも同じような信念を持っているような気がしました。
キャッチーなメロディ
神様、僕は気づいてしまったの特徴として、1stシングル「CQCQ」のイントロのような複雑なギターが思い浮かんできます。
ですが、「宣戦布告」に関してはギターソロがそこまで複雑では無くて、他の曲より弾きやすい気がしました。
サビに関しても他の曲よりキャッチーで耳に残りやすいと思います。
そのままアニメのエンディングに起用されていてもおかしくないと思えるサウンドです。