この3行の歌詞が曲の最後に2回繰り返されます。
「言えない嘘」というのは、文字通り、自分の中にあって人には言えない言葉にできない嘘。
言葉にならず、人に言えないのだから、自分の中だけでそれを「真実」として歌にする。
そうして生まれたメロディは嘘ではなく、真実であるはずです。
繰り返される「届けメロディ 届けメロディ」のフレーズ。
歌うと決めた真実のメロディを届けたいのは「ラスカ」かも知れません。
それとも、聴いてくれる不特定多数の誰かかも知れません。
この自分の真実の声が誰かに届くようにと、「僕」は叫び歌います。
まとめ
「ラスカ」の歌詞には、綺麗ごとや嘘に埋もれそうになる「僕」がもう一度真実を歌い始めるという深い意味が込められています。
アルバムタイトルをやや風刺的な要素で取り入れるあたりは、やはり川谷絵音のずば抜けた才能やセンスを感じさせます。
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