この3行の歌詞が曲の最後に2回繰り返されます。

「言えない嘘」というのは、文字通り、自分の中にあって人には言えない言葉にできない嘘。

言葉にならず、人に言えないのだから、自分の中だけでそれを「真実」として歌にする。

そうして生まれたメロディは嘘ではなく、真実であるはずです。

繰り返される「届けメロディ 届けメロディ」のフレーズ。

歌うと決めた真実のメロディを届けたいのは「ラスカ」かも知れません。

それとも、聴いてくれる不特定多数の誰かかも知れません。

この自分の真実の声が誰かに届くようにと、「僕」は叫び歌います。

まとめ

「ラスカ」の歌詞には、綺麗ごとや嘘に埋もれそうになる「僕」がもう一度真実を歌い始めるという深い意味が込められています。

アルバムタイトルをやや風刺的な要素で取り入れるあたりは、やはり川谷絵音のずば抜けた才能やセンスを感じさせます。

他にも、ゲスの極み乙女。には魅力的な曲がたくさんありますので、関連記事をご紹介します。是非ご覧ください。

2016年年初、ヴォーカルの川谷が、好感度が高いタレントとして著名なベッキーとの不倫騒動により、世間に大きな衝撃をもたらした”ゲスの極み乙女。”。 様々な世論が飛び交う中、彼らはミュージシャンとして、その道を迷うことなく走り続けている。 筆者のオススメ曲を通して、彼らの”ゲス”な魅力に迫ってみよう。

「ゲスの極み乙女。」が発表したアルバムの中でオリコン4位に輝いた「魅力がすごいよ」。「デジタルモグラ」はこのアルバムのリードトラックとして収録され、ドラマ「すべてがFになる」の主題歌に採用されました。今回はそんな「デジタルモグラ」の歌詞の世界観とその魅力に迫っていきます。

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