マイクプリってどうやって選べばいいの?

マイクプリを購入する際には、必ず確認しておかなければならない、いくつかのポイントがあります。


購入してから「使用してみたら想像してみたものとはちがった・・・」なんてならないためにも、しっかりとポイントを抑えておきましょう!

どんな目的?

まずは、目的をはっきりさせることです。


どのような目的があるのかというのは非常に重要になります。


例えば、


●マイクプリ単体機種の購入・使用が初めてなのでとにかく入門用


●持ち運びに便利なものが良い


●マイクプリそのものの音質を重視したい


●マイクプリでの音作りを考え音質調整の機能が搭載されている機種が欲しい


などなど、このようにしっかりと目的がありますと、機種選択の際に、「どれが良いんだろ・・・」「とりあえず安いので・・・」「あれも良い、これも良い・・・」とはならないのでは!?

どんな機能があるのか?

目的が定まったのなら、次は機能です。


使用目的に沿った機能があるのか確認しておきましょう!


●入出力部は XLR(キャノン)端子・フォーン端子に対応しているのか


●コンデンサーマイクを使用するのであれば、ファンタム電源が搭載されているのか


●マイクプリで音作りするならば、コンプレッサー・イコライザー等の音質調整機能があるのか


●複数の音声を1台のマイクプリで同時録音するなら、複数入力できるのか


などなど、忘れずチェックしておかなければなりません。

さあマイクプリを選ぼう!

前述のことを踏まえると、選ぶべき機種が大分絞られるのではないでしょうか?


ここからは、おすすめのマイクプリを入門用~プロのエンジニアが使用している機種まで幅広くご紹介していきます!

入門編のおすすめマイクプリアンプ

入門用のマイクプリに求められる条件は低価格ということでしょう。


扱うことにより『マイクプリ』とは何なのかというのを体感することが最大の目的だと思います。


また、新しい可能性が見えてくるスタート地点ともいえるのではないでしょうか。


ART / Tube MP Studio V3

最初のマイクプリとして購入される方も多いARTの「Tube MP Studio V3」。


低価格でコンパクトなサイズでありながら、真空管を搭載したモデルです。


V3回路という機能が搭載されており、ボーカル・ギター・ベース・キーボード・パーカッション等様々な入力音源に合わせて最適なプリセットがあり、こちらの機能で簡易的に音作りができます。


手軽さが魅力の1台といえます。

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PreSonus / TubePre V2

PreSonusのコンパクトサイズの真空管プリ、「TubePre V2 」です。


主な機能はファンタム電源、80 Hzハイパス・フィルター、-20 dBパッド、位相反転スイッチです。


そしてドライブコントロールというボリュームがあり、真空管のとのかかり具合を調整でき非常に効果的です。


入門用としてだけでなく、持ち運びが楽なので移動用として用いるのも良いのではないでしょうか。


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脱低価格帯のおすすめマイクプリアンプ

エントリークラスの機種の中でも大別すると、低価格な製品と少し価格帯が上がる製品があります。

ここでは少し価格帯が上がりますが入門編の機種よりも一歩前に出てマイクプリに搭載されいる個性ある機能を利用して積極的に音作りをしてみたいという方へおすすめの機種を紹介します。