ダサ可愛いと話題!?「YEAH YEAH YEAH」を分析してみる
「YEAH YEAH YEAH」のMVが公開されるや否や、SNS上では「ダサい」「古くさい」と話題になったとかならないとか…。
一方で「感動して涙がでる」「つんくらしさが出てて素晴らしい」というような感激の嵐も吹き荒れていた様子。
そこで、ダサ可愛いと言われる理由を分析してみました。
メンバーの衣装がダサ可愛い!?
MVをチェックすると分かる通り、今回の楽曲で着用しているのはキラキラしたシルバーの衣装。
敢えて色どりを加えずに仕上げていますが、キラキラしているので派手な印象は受けます。
モーニング娘。を含めてハロプロ代々、このようなシルバーの衣装は実に多いんです。
むしろ、ハロプロを象徴する色と言っても過言ではありません。
そして、この衣装がダサ可愛いと言われる理由…
ユーロビートやパラパラブームだった
LOVEマシーンの衣装もシルバーで統一されていてキラキラ感が全開です。
体にぴちっとフィットしたミニスカートやショートパンツ姿は、バブル期のボディコンも連想させます。
LOVEマシーンが大ヒットした当初、世の中ではユーロビートやパラパラが流行っていました。
ユーロビートもパラパラも80年代に流行った音楽やダンスがリバイバルされたもの。
ひと昔前のブームがウケていた時代の感性がありました。
そのため、LOVEマシーンの曲調や衣装にも80年代の流行りを感じさせるものがあります。
真似したくなる斬新な振り付け、それでいて真似しやすく盛り上がる!
衣装はキラキラでテンション上がる!
そんな、人を元気にさせるような存在だったことが、大ヒットした要因のひとつだと思います。
ハロプロらしさがイイ!
今回のハロプロ・オールスターズがダサ可愛いと言われる原因は、そんな「LOVEマシーン感」にあるのではないでしょうか。
ギラギラの衣装にミニスカート。決して派手ではないメイクやヘアスタイルもポイントですね。
しかし、そんな衣装の特徴こそが、パロプロらしくて好き♡という意見も山ほどあります!
20周年という記念すべき時に、モーニング娘。の全盛期を思わせる演出をしてくれたハロプロ・オールスターズ。
彼女たちには、大きな拍手を送るべきですね!
ダンスがダサ可愛い!?
今回の楽曲は、「YEAH YEAH YEAH」というタイトルとはギャップがありすぎるのではないか…と思うほど、しっとりとしたメロディラインが特徴。
ローテンポの曲になるため、ダンスでキメる!というのがちょっと難しいのだと思います。
また、ゆるいテンポに合わせてアイドルを象徴するツーステップ(アイドルステップとも言います)が続きます。
「YEAH YEAH YEAH」のダンスは、ストレートにアイドルを感じさせる振り付けになっているんです!
しかし、アイドルステップには目新しさがないため、ダサ可愛いと言われてしまっているのかもしれません。
力強いヒップホップダンスも見どころ!
20年目のつんくの想いは?歌詞をチェック!
「YEAH YEAH YEAH」には、どんな想いが含まれているのでしょうか?歌詞の一部をチェックしてみましょう♪
いじけちゃうのはなぜだろう
自分で思う
周りも楽しくないし
なんでだろう
恋をするのはなぜだろう
少し寂しい
ウキウキするはずなのに
ちょっと寂しい
出典: YEAH YEAH YEAH/作詞:つんく 作曲:つんく
感度が高い10代には普遍的なテーマではないでしょうか。
「自分ってホントは何がしたいんだろう」「自分てなんだろう…」
そんな、目には見えないけど大きな不安や自分に対する疑問を、誰もがこっそり持っているはず。
変わっていく自分自身に戸惑ってしまう、もやもやした気持ちにしっくりきます。