at good mountain

これからの道のりを見据える前向きな曲

個性の確立されたサウンドと世界観で魅せるLILI LIMITのおすすめ曲5選の画像

山口県、その後移動し福岡県を中心にで活動していたLILI LIMITが東京に拠点を移し、最初にリリースしたミニアルバム『Etudes』のリードトラックです。

ビート感の強いドラムとクリーンに重ねられたギター、さらりと響くシンセサウンドが耳心地よく絡み合っています。バンドサウンド感を引き立てるベースと曲展開の中でアクセントになるコーラスワークも見所です。全パートが余すところなくハイクオリティなサウンドを組み上げています。

明るく軽快なサウンドやメロディとは裏腹に、歌詞後悔ばかりが重なって時間が過ぎていく焦りや苦しみを歌うことから始まっています。そしてそんな中でも捨てることなく握っている希望を歌います。

「at good mountain」とは、これから待っている道のり・高みへと歩いていく決意を表すタイトルに思えます。

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Festa

爽快なサウンドに乗せて自分を見つめる

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セカンドアルバムの先行シングルとなった曲です。

透けるように突き抜けて伸び伸びした明るいサウンドはLILI LIMITの代名詞的な個性です。この曲でもそんな彼らの魅力は存分に発揮されていて、キャッチーなメロディも聴く人の心をぐっと掴んできます。

歌詞は「自分」という存在について考え悩む女の子の気持ちを歌っているのでしょうか。サビで繰り返される「インスタントガール」という言葉は、無個性で誰でもない・誰でもいい量産的な存在を表現しているように聞こえます。

サウンドや歌詞だけでなく、白を基調とした衣装・MVも魅力的です。清潔で洗練されていてどこかロボットのように無機質で無感情なビジュアルは、近未来的なキラキラしたサウンドや世界観にばっちりと合っています。

h.e.w.

独特の風景を疾走するアップテンポな曲

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LILI LIMITが全国流通盤をリリースする前から披露され、人気だった曲です。1stミニアルバム『Etudes』に収録されていますが、自主制作盤『140731』にもアレンジの異なる別バージョンが収録されています。

歌詞は先ほどの『Festa』と同じくこちらも自分の内面を見つめるものや抽象的な表現が多く、「君の待つ丘」「傘のない花」など不思議な世界観も見られます。

そんな言葉を歌い上げる横で流れるサウンドはLILI LIMITの曲では珍しく、テンポの速い疾走感のあるものです。彼らの個性であるきらびやかな音色のコンビネーションや伸びやかな女性コーラスワークも相まって、最高に気持ちを盛り上げられます。

Living Room

前向きに一歩ずつ進んでいく力強さを見せる曲

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