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2017年01月16日更新

初めてのライブでベーシストが知っておきたいこと

せっかくベースを手にとってがんばって練習をしてきたのなら、趣味の合う仲間とバンドを組んで、そのプレイをライブで披露してみたいと思いませんか? この記事では、初めてのライブに臨むベーシストが、観に来てくれた人達にカッコイイステージを披露するために、押さえておきたいポイントをお伝えしていきます。

はじめに

せっかくバンドをやるならライブ!

ギターでもベースでもドラムでもどの楽器でもそうなのですが、その楽器に魅せられてせっかく楽器を手にとってプレイすることを決めたのなら、ぜひともバンドを組んでアンサンブルの楽しさを味わってほしいと思います。

そしてできればそのバンドで、ライブ演奏を体験してみることを強くおすすめします。

ライブで、バンドメンバーと一緒にプレイすることで初めてわかる、貴重な体験をたくさんできるからです。

自分の演奏レベルはまだまだだからとか、もっと練習して上手くなってからとか、そう言ってライブ出演になかなか踏み切れない人たちをよく見かけます。

そんな人たちには、初心者で演奏レベルがまだまだだと思っていても、ライブにはどんどん出るべきだと言いたいのです。

もちろん、リズムが安定しているとか、アンサンブルがある程度まとまっているとか、最低限必要な演奏レベルというのはあるので、それをクリアした上での話ですが。

でも、ライブ演奏で得られる経験には、家での個人練習や、スタジオでのバンド練習では決して得られないものがたくさんあります。

初心者だからと躊躇せず、機会があればどんどん出て行って欲しいと思います。

ライブ経験は練習とは別モノ

バンドで課題曲が決められ、がんばって家で個人練習をして、次のスタジオリハーサルにのぞんだとします。

家で個人練習していたときは100点だったとしても、スタジオリハーサルで他のメンバーと合わせてみたら思うように弾けず、60点くらいの出来になってしまったことってありませんか?

ライブ本番で演奏するときにもやはり、同じようなことが起こります。

つまり、スタジオリハーサルで100点満点のプレイをしていたとしても、同じ曲のプレイがライブ本番では60点とかになったりするわけです。

本番では緊張もするでしょう。

ライブ会場の雰囲気や、対バン、スタッフ、観客の存在にプレッシャーを感じて思うような演奏ができなくなったりもするでしょう。

いろんなことが影響して練習よりも出来が悪いということは、当然起こり得ます。

でも、そんな環境の中でも、60点のところを80点に上げることは大切です。

そうするためのコツは?と言われれば、

「ライブにたくさん出演すること」

と、筆者は答えます。

それくらい1回のライブ経験は、スタジオリハーサルや自宅の個人練習なんかよりも大きな経験だと思うのです。

スタジオリハーサルは100点だったのにライブでは60点に下がってしまうよりも、スタジオリハーサルでは80点だけれどライブでは70点ってなった方がいいじゃないですか。

このような結果を得るには、やはりライブ経験をできるだけたくさん積むことなのです。

セッティング

ライブの予定がきまり、本番に向けて練習を積み重ね、とうとうライブ当日がやってきました。

初めてのライブに臨むベーシストは、どんなことを意識しておくべきなのでしょうか?

スタジオでのリハーサルとは違う、ライブ会場における具体的なセッティングのノウハウについて、ここではお伝えしていこうと思います。

ライブ会場で初めて出会うDIという機材

初心者のベーシストが初めてライブに臨むとき、最初に出会う関門があります。

そう、DIという機材の存在です。

DIとはなんぞや?

ベーシストとして初めてのライブに臨む人にとっては訳が分からないかもしれませんね。

DIとは、ダイレクト・インジェクション・ボックスを略した呼び方です。

ベース本体からの出力信号を減衰させずに、遠くにあるミキサーまで正確に届けることがDIの役割です。

DIを通さずに直接ベースの音をミキサーに送ると、届くまでの過程で電気信号が劣化してしまい、良い音が出ないと言われます。

そのため、ライブハウスではスタジオのように直接アンプに接続して音を出すのではなく、DIに接続して、そこからアンプとミキサーにそれぞれ電気信号を送信する流れになっているところがほとんどなのです。

アンプとエフェクターのセッティング

DIをとおしてミキサーに電気信号を送っている場合、アンプのスピーカーから出る音はミキサーには全く反映せずに、ダイレクトに楽器から出る音が送信されます。

DIへの入力信号は、ベース本体から発信されたものが直接入り、それがアンプに行く経路と、ミキサーに行く経路に分かれるのです。

つまり、アンプへももちろん音は行くのですが、ミキサーに伝わって行くのはアンプのつまみで作った音ではなく、ベース本体からダイレクトに出された音になります。

だから、アンプのつまみで作った音が客席向けのスピーカーから直接出ることはありません。

もちろん、ギターアンプのようにアンプのスピーカーに集音マイクを当てて、出ている音をダイレクトにミキサーで拾うようなセッティングをしてくれるライブハウスであれば、自分の作った音が直接客席にも伝わります。

そうでない場合は、自分の作った音が確実に客席に伝わる保証はないので、どうしてもそれを避けたい場合はDI機能付きのプリアンプか、イコライザーやオーバードライブなどのベース用エフェクターを使って、自分で作った音を直接ミキサーへ送るようにするといいでしょう。

でも、初心者のうちはあまりこだわる余裕もないので、そんなに気にせずエンジニアさんにお任せしてもいいと思います。

何度かライブを重ねてきて、更にプレイの質を上げていきたいと思ったときに、改善ポイントのひとつとして参考にしてみてください。

本番リハーサルに臨む

サウンドチェックはこんな感じで進む

いよいよ、本番の会場でのリハーサルが始まり、自分たちのバンドのリハーサルの番が回ってきました。

大抵のライブハウスでは、ライブハウス全体としてのおおまかなセッティングを終えた後、個別にバンドとのリハーサルをしていきます。

最初にドラムのセッティングが確認されます。

マイクのセッティングが適切かどうか、プレイするドラマーがそのセッティングにフィットするか、などを確認していきます。

ドラムは生楽器ですからね。

叩いた生の音をそのままマイクで拾い、ミキサーでエフェクト処理をするという手法をとるわけですね。

「バスドラを下さ~い」

「スネアを下さ~い」

「ハイハットを下さ~い」

などとライブハウスのエンジニアさんが注文を出しながら、ドラムのサウンドチェックは進みます。

そんなドラマ―の様子を、ベーシストのあなたは緊張しながら見守っているでしょう。

ドラムのサウンドチェックが終わったら、次はベース、ギター、キーボード、ボーカル、という順にサウンドチェックは進んでいきます。
(バンドの編成などにより順番は異なる場合があります。)

ベースのサウンドチェック

ドラムのサウンドチェックが終わり、いよいよベースの番です。

エンジニアさんからは、

「では次ベースさん、音下さ~い」

という感じで、あなたにリクエストがやってきます。

緊張しますよね?

対バンのベースの人にも見られてるし。。。


でも、ここは落ち着いて、自分がいつも弾いているフレーズをゆっくり弾いてみましょう。

サウンドチェックはテクニックをひけらかす場面ではないので、他のバンドのベーシストがすごいプレイを披露したとしてもそんなことは気にせず、いつも自分の出している音がちゃんと出ているかを落ち着いて確認しましょう。

コツは、リハーサルのときに弾くフレーズを決めておくことです。

その日演奏する予定の曲から一番弾きやすそうなフレーズを選んでおくといいでしょう。

とにかく、いつもと同じ状態で弾くことによって、あなたがどんなベースの音を鳴らすのかをエンジニアさんにしっかり伝えるのが大切です。

エフェクターを使って音を切り替える人や、ツーフィンガーとピック弾きなど複数のスタイルでプレイする人は、特に音量が変わるところを中心に、使う音をひととおり出しておくようにしましょう。

リハーサルでの最大のチェックポイントはモニター

各パートのサウンドチェックが終わったら、いよいよ曲での確認に入ります。

ここでは曲でのリハーサルでチェックすべきポイントについてお伝えしていきます。

リハーサルでの選曲

これはベースだけの話ではなくてバンド全体としての問題なのですが、リハーサルで演奏する曲をどうやって選ぶかです。

特に考えもなしに、何となくセットリストの1曲目から順番に演奏しているようなバンドをたまに見かけますが、それでは重要なチェックポイントを見逃してしまうことになりかねません。

本番になって慌てないように、リハーサルでチェックしたいポイントを洗い出しておいて、そのポイントをもれなくチェックできるように曲を選ぶべきです。

たとえばベースで、ツーフィンガーでプレイする曲とスラップでプレイする曲があれば、どちらも試せるように、ツーフィンガーの曲とスラップの曲を両方とも選曲します。

エフェクターを使って音を変える曲があればそれも試してみます。

大切なのは自分のプレイだけではありません。

ギターのリフで始まる曲がセットリストに含まれているのであれば、そのイントロがちゃんと聴こえて、ベースが入る場所でちゃんと入れるかチェックしてみます。

ベースを弾きながらコーラスパートを担当しているのであれば、コーラスの入る曲ももちろんチェックします。

つまり、その日のライブでプレイされる要素をひととおりチェックできるような曲の組み合わせを考えておくことが大切です。

全曲リハーサルをしている時間はないので、気になる箇所だけやってみるとか、1コーラスだけやってみるとかでも全然OKです。

モニターの聴こえ具合のチェック

リハーサルをする目的は、エンジニアさんにとってはバンドの演奏がしっかりいい感じで客席側に出せること、照明さんにとっては曲にあう照明を試してみること、などとスタッフそれぞれにあります。

バンドとして最も重要な目的は、モニターがちゃんと聴こえるかどうかです。

曲でのリハーサルが始まったらまずは、プレイしている最中に自分が聴いておきたいパートの音が、ちゃんと聴こえるかどうかに意識を集中しましょう。

ベースであれば、ドラムのバスドラ、スネア、ハイハットの3点はしっかり聴いておきたいところです。

あとは歌も聴いておきたいとか、ギターで始まる曲ではギターもちゃんと聴こえてほしいとかあると思うので、それがちゃんと聴こえるかを意識しながらリハーサル曲をプレイします。

よく聴こえない場合は、曲が終わったタイミングでエンジニアさんに注文を出します。

「ベース側のモニターにバスドラ、スネア、ハイハットの音をもう少し大きめに返してください。」

といった具合です。

ドラムは生音でも大きい音なので、近くにいると充分聴こえると思いがちですが、いざ曲をプレイしてみると他の楽器の音の響きなどが影響して、鳴っていても音の位置を見失ってどこで鳴っているかわからなくなることがあるので、心配なら念のため大きめに返してもらうのがいいでしょう。

あまり大きくすると逆に他の音が聴こえなくなるので、バランスには注意が必要です。

いざ本番!

リハーサルが終わり、すべての準備が無事整ったら、あとは本番を待つのみです。

緊張感も高まっていきますが、本番に焦点を合わせて集中力を高めていくために、気持ちをうまくコントロールしていきたいものです。

本番の演奏はもう思い切ってプレイするのみです!

いつもどおりのプレイを心がけて、楽しんでいきましょう。

できれば、本番のプレイは録音しておくことがおすすめです。

本番の音源を聴き返して、次回以降のライブをもっと良くするための振り返りをするためです。

ライブに出演しだしてはじめのうちは、本番で思ったようなプレイができなかったり、スタッフの方が作ってくれた音や、音量バランスがあまり気に入らなかったりということがあると思います。

自分の音が客席からだとこんなふうに聴こえているのか、と気づくこともあるかもしれません。

自分でレコーダーを準備して客席のどこかに設置してもいいですが、今は大抵のライブハウスでDVDやCDでの録画、録音をしてくれるので、有料にはなりますが利用してみるのもいいでしょう。

おわりに

初心者の方がはじめてのライブに挑むにあたって、気をつけておきたいポイントについて書いてきましたがいかがだったでしょうか?

実際のところ、ライブでのプレイをよりたくさん経験することで、バンドでのキャリアを大きく押し上げていくことができると思います。

それだけでなく、ライブを通じて多くのバンド仲間と出会い、バンド活動が思いがけない方向に広がっていくこともおおいにあり得ます。

失敗を恐れず果敢にライブに挑んで、ワクワク楽しいミュージックライフを進んでいきましょう!

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この記事のキュレーター

東京都在住。東京都内を中心にライブ活動をするインディーズロックバンドのベーシストです。ここではエレキベースに関する記事を中心に書いています。

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