映画「うた魂♪」の主題歌
合唱をテーマにした映画
2008年3月12日に発売されました。
また、「青い鳥」は映画「うた魂♪」の主題歌にも起用されています。
グループ名のとおり美しいゴスペルを聴かせてくれる彼ら。
映画「うた魂♪」は合唱をテーマとした作品ということもあり、主題歌にピッタリですね。
映画のストーリーもちょっと見てみましょう。
北海道の進学校・七浜高校女子合唱部のかすみ(夏帆)は歌っているときの自分が大好き。
ある日、かすみは、密かに憧れていたイケメン生徒会長・牧村純一(石黒英雄)に写真を撮りたいと頼まれ、合唱コンクールの北海道予選壮行会、表情豊かに歌うかすみの姿を牧村は撮影する。
出来上がった写真を見て、歌っている自分の顔がこんな顔だったのかとショックを受ける。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/うた魂♪
歌が大好きな主人公がパフォーマンスに思い悩み展開していくストーリー。
物語の中では審査員役としてゴスペラーズのメンバーも登場しているようですよ!
彼らの存在を意識して制作されたのがうかがえる作品ですね。
筆者はボイストレーナーをしているのですが、この話の内容に深く共感しました。
シンガーとして活躍するうえで、まずぶつかるのがパフォーマンスの壁。
自分の無意識な動きや表情と向き合う必要が出てきて、逃げたくなってしまう事も。
ゴスペラーズの皆さんは、歌声だけでなく視覚的なパフォーマンスも素敵ですね。
声だけでなく表情や素振りでも表現している印象を受けます。
だからこそ、この映画の主題歌として「適役」といえるでしょう。
合唱曲としての魅力
言葉とメロディが美しい
その迫力は鳥肌もの

いかがでしょうか?
1番ではAメロ、Bメロからサビへとグッと盛り上げてくれます。
そして掛け合いが始まり、ラストに向けてどんどんと迫力を増していくのが鳥肌もの。
最後にはしっとりと美しい余韻を残して終わりを迎えました。
タイトル「青い鳥」とはどんな意味?
「幸せ」を呼ぶ
タイトルになっている「青い鳥」。
「希望」や「幸福」の象徴とされています。
「青い鳥」を題材にしたものとして、モーリス・メーテルリンク作の童話劇が有名です。
作品の主題は「死と生命の意味」。
2人兄妹のチルチルとミチルが、夢の中で過去や未来の国に幸福の象徴である青い鳥を探しに行くが、結局のところそれは自分達に最も手近なところにある、鳥籠の中にあったという物語。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/青い鳥
このことから「幸せは案外身近にある」という意味合いで用いられることも多い表現。
「青い鳥」をテーマにした楽曲は多く制作されています。
その1つであるゴスペラーズの楽曲「青い鳥」。
歌詞の意味を読み解いていきましょう。