歌手、二宮和也の魅力
二宮和也さんといえば、国民的アイドルグループ「嵐」のメンバーとして、絶大な人気と知名度を誇っています。
「永遠の17歳」と呼ばれる可愛らしい笑顔と、ステージ上から放つ色気で、女性ファンのハートを鷲掴みにしていますよね。
そんな二宮和也さんですが、実はソロでの音楽活動でも高い評価を受けていることをご存じでしょうか?
ここでは、アーティスト・二宮和也としての魅力に迫っていきたいと思います。
作詞、作曲は自身で行う
二宮和也さんのソロ曲の多くは、自身の作詞・作曲によって手掛けられています。
アイドルとしての活動はもちろんのこと、俳優業にも定評のある二宮和也さんですが、作詞・作曲を行う音楽的才能にも恵まれているなんてスゴイですよね!
また、それぞれの曲ごとに異なる世界観や物語があるのも、二宮和也さんが創り出す音楽の特徴です。
曲によって様々な声質、歌い方を使い分ける表現力
俳優として、その演技力に定評のある二宮和也さんですが、表現力の高さは歌唱の際にも表れています。
たとえば、バラードソングでは息混じりの優しい声で歌う一方、アップテンポな曲ではその声質を一変させて、ノリ良くポップに歌い上げる。また、歌詞が男性目線か女性目線かによっても、声質を変えて歌詞を表現しています。
自身の歌い方と曲とを重ねることのできるシンガーであると言えるでしょう。
二宮和也の代表曲「虹」「それはやっぱり君でした」について
歌手として、多数のソロ曲を発表している嵐の二宮和也さん。
その中でも、タイトルにもある「それはやっぱり君でした」と、2007年に発表された「虹」の2曲はファンの間で特に高い人気を誇っています。
ここでは、これら2曲の関係性にも触れながら、「虹」と「それはやっぱり君でした」について紹介していきたいと思います。
女性目線で語り掛けるバラードソング「虹」
二宮和也さんのソロ曲「虹」は、2007年に発売された嵐の7枚目のアルバム「Time」の初回限定盤に収録された曲です。
歌詞は女性目線で書かれており、一見すると、幸せ溢れるラブソングのようにも聞こえる「虹」。
しかし実は、この曲の歌詞には深い意味があります。
歌詞を見ると、曲の語り手である「私」と、「きみ」そして「君」が登場することが分かります。
実は、「きみ」というのは「私」が以前付き合っていて、今はもう破局した男性のことであり、「君」というのは「私」が結婚する男性のことなのです。
一体、「虹」がどういった意味を持つ曲なのか、ここでは歌詞に注目して、その謎を紐解いていきます。
「虹」の歌詞に注目
曲の前半部で語られているのは、以前付き合っていた「きみ」のことで、幸せだった想い出の回想シーンとなっています。
優しく笑うきみが
この時間が空間が
泣きたくなるくらい
一番大事なものだよ。
出典: https://www.uta-net.com/song/55449/
「私」にとって、「きみ」がどれほど大切な存在だったか、この歌詞から読み取ることができますね。
しかし、結果的に「私」と「きみ」は別れてしまいます。
それから時が経ち、「私」は「君」と人生を共に歩むことを決意しました。
今日は私と君が
名字を重ねた日。
愛が芽生えた日。
出典: https://www.uta-net.com/song/55449/
「名字を重ねた日」という歌詞によって、「私」と「君」とが結婚したことを表しています。
その後、la…la…la…の間奏部分より、再び過去の回想シーンへ。