5thミニアルバム『Talky Organs』のリードトラックです。


イントロからPeople In The Boxでは珍しく速いビートと攻撃的なリフが鳴らされ、ロック色の強い印象で始まります。


そこから一転して、サビでは浮遊感のある柔らかいメロディが歌われて壮大なイメージを感じます。曲を通して尖ったパートと優しい部分が交互に組み合わさり、その緩急の差が面白いポイントとなっています。


曲の中で何度も表情が変わるのはPeople In The Boxの特徴の一つです。今どきの邦楽ロックらしい攻撃的な一面を見せつつ彼ららしい個性も出して見せた、新境地の一曲と言えるのではないでしょうか。

犬猫芝居

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気持ちの良いメロディに不思議な歌詞が乗せられた一曲

最後に、決して代表曲というわけではありませんが個人的にお気に入りの曲です。メジャーデビュー前のアルバム『Frog Queen』に収録されています。


People In The Boxらしい癖の強い歌詞、優しくて聴きやすい歌のメロディ、きらびやかな楽器隊のサウンドと、彼ららしい要素が一番バランス良く含まれて組み合わさっている曲だと思います。

意味を捉えるのは難しい歌詞ですが、どこか背徳感のある後ろめたい言葉選びです。その一方でこの歌詞が乗せられたメロディは徹底的にキャッチーで聴き心地がよく、不思議な気持ちよさがあります。


何度でも聴いていられる居心地の良さを感じる曲です。

まとめ

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いかがでしたか?


活動初期から一貫した独特の個性を持ち続けているPeople In The Box。そのダークな絵本のような独創的な言葉選びの歌詞は、不思議で時には少し不気味さを感じられる世界観を作り出しています。そしてきらびやかなサウンドや優しいメロディがそこに乗せられることで、その世界がより具体的な輪郭をもって表現されています。


皆さんも是非彼らの曲で、どこか非現実的な風景の中に浸ってみてください。

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