インスタグラムで…
好きすぎて会いたい すぐに会いたい
気持ち隠せない
だからインスタグラムで会いたい ってまた意思表示
届け 君への思い
出典: 好きすぎて会いたい/作詞:エイトMAN 作曲:エイトMAN・KEVIN RATER
LINEスタンプの他、インスタグラムでも意思表示します。
やはりどうしても直接言葉にはできないようです。
インスタグラムは、利用者がとても多いツール。
また、LINEスタンプとは違い、文章に気持ちを載せるツールでもあります。
恐らく、主人公も相手もインスタグラムを利用しているのでしょう。
相手に気持ちを載せた文章を見て欲しいという思いが溢れています。
「昨日も会ったけど、本当は今日も会いたかった」
「今日は会えなかったけど、明日は会いたい」
恐らくインスタグラムには、このような文章が綴られているはず。
とにかく相手に気持ちを伝えようと、今日も様々なツールを使うのです。
インスタグラム等に載せる気持ち
どこにいたって気持ちは同じ
君がいるから頑張れる
心が晴れる 笑顔になれる
どこにいても君を想う 辛くても大丈夫
出典: 好きすぎて会いたい/作詞:エイトMAN 作曲:エイトMAN・KEVIN RATER
主人公の気持ちは、ここに集約されています。
交際相手がいるから頑張ることができる。
どんな困難があっても、貴方がいるから頑張れる。
主人公が笑顔になるのは、相手がいるから。
相手に会うために、相手を思うからこそ、生きていけます。
心が晴れるという表現まで使っていることから、相手は主人公の人生の糧のような存在。
「相手に尽くしたい」
「相手とできるだけ一緒にいたい」
「どうなっても相手が好きすぎる」
この気持ちを表現するために、やや遠回りのような手段で表現しているのです。
ケンカがあっても平気
ちょっとやそっとのケンカは忘れて
可愛い君に会いたい
会っても話すことは そんなにないけれど
そばにいたい
出典: 好きすぎて会いたい/作詞:エイトMAN 作曲:エイトMAN・KEVIN RATER
カップルにケンカが付き物。
お互いを想うあまり、ケンカはよく起こるものです。
とはいえ、これで相手への気持ちが少なくなることはありません。
むしろ、それでも交際相手に会いたいのです。
また、この部分の大事なところは、「会っても話すことはそんなにない」という部分。
この主人公は、どうも人とコミュニケーションを取るのが苦手な様子。
話すことはないわけではなく、何を話してよいかわからないのだと推察できます。
だからこそ、コミュニケーションツールを使って相手と交流を図りたがるのです。
現代人の中にも、コミュニケーションツール上では饒舌な人がたくさん。
ここに、主人公の人柄のようなものが垣間見えます。
離れているからこそ
夢みたい 夢みたい
一緒にいたのが夢みたい
離れているから なおさら君に言いたい
I love you
出典: 好きすぎて会いたい/作詞:エイトMAN 作曲:エイトMAN・KEVIN RATER
この気持ちを抱いている時点で、この二人は会っていません。
物理的な距離感が離れているが故に、気持ちは高まってしまいます。
一緒にいたこと(昨日のこと)を夢のように思っています。
このことからも、昨日のデートもどこか上の空のような気持ちだったはず。
話すことが苦手なタイプの主人公なら、十分考えられます。
また、この主人公はどこか不安感を持った側面も見えます。
それは、「ここまで愛していると言ってしまう理由」に隠れています。
距離が離れてしまうと、相手がどこかへ行ってしまう不安感に駆られがち。
なんとか相手を繋ぎ止める意味でも、これだけ愛していると言ってしまうのかもしれません。
口下手な主人公の想い
好きすぎて会いたい すぐに会いたい
気持ち隠せない
だからLineスタンプで会いたいってまた意思表示
届け君への思い
好きすぎて会いたい すぐに会いたい
気持ち隠せない
だからインスタグラムで会いたいってまた意思表示
届け君への思い
出典: 好きすぎて会いたい/作詞:エイトMAN 作曲:エイトMAN・KEVIN RATER
好きすぎて会いたいというのが、主人公の一番の本音。
その本音の裏には、ただの強い想いだけではないようです。
本当は面と向かって好きって言いたい。
だけれども、直接好きって言えない。
そこには、主人公が口下手な人物だからという理由があると推察できます。
近年では、LINEで告白するという若者も多いです。
直接言うのは恥ずかしいというのが、その理由。
また、その裏には、直接断られることに耐え切れないメンタルの弱さもあります。
断られたらどうしようという気持ちばかりが先行して、動けなくなってしまう。
さらに、愛していると言わないと相手が離れてしまうという考えも見えます。
もちろん、相手のことは本当に愛しています。
歌詞からは読み取れませんが、深読みしてみると、主人公の不安を感じやすい性格も見えてきます。