「サイサイ」のノンストップナンバー!

【チェリボム/SILENT SIREN】歌詞の意味を紹介!さくらんぼに例えた恋愛模様にドキドキ…!の画像

メンバー全員がファッションモデル経験者というガールズバンドサイサイ」ことSILENT SIREN

その4thアルバムS」の1曲目に収録されているのが「チェリボム」です。

可愛らしさと音楽性を兼ね備えた楽曲

おしゃれでポップなMVはYouTube公開から4年で1,200万回以上の再生回数を誇ります。

後ほどこのMVのリンクをご紹介しますが、今回のメインは歌詞の解釈です。

では、早速内容に入っていきましょう。

1番

はじける!

【チェリボム/SILENT SIREN】歌詞の意味を紹介!さくらんぼに例えた恋愛模様にドキドキ…!の画像

弾けて もっと 甘く 熟して
どこまでもあたしを愛して
弾けて もっと 甘く 熟して ねぇ
ah chuku chuku
cherry cherry bomb!

出典: チェリボム/作詞:すぅ 作曲:クボナオキ

さくらんぼが熟して、ぷっくりと膨らんだ様子を想像してください。

口に含んで軽く噛めば、皮がはぜて甘い果汁がじゅわっと広がります。

そしてそれをすぐに飲み込まず、チュクチュクと舌で転がしながら、種をねぶる…。

それくらい、ジューシーでスイート、そして濃厚なもの。

「チェリボム」はそんな恋愛がテーマになっている曲です。

ところで、英語で「cherry」がさくらんぼを意味することはご存じかと思います。

「bomb」は爆弾という意味です。

つまり「cherry bomb」を直訳すれば「さくらんぼ爆弾」ということ。

口の中で果汁が爆発するようなイメージを持ちますね。

ただまあこの歌はもう1つの意味というか裏解釈もまたあるのではないでしょうか。

それを爆弾のように弾けさせるのですから、最初の段階で2人は初体験であることを示しているのでしょう。

多少の恥ずかしさはありつつも、初体験ならではのお互いの味は特別なもので、決して忘れることは出来ません。

そう捉えると、この女性は何とも積極的というか勇猛果敢に主人公に自分を愛して欲しいと迫っているのです。

そのような解釈で見ると、また少し違った大人の階段を上る男女の物語として解釈が可能になります。

紅に色づく!

【チェリボム/SILENT SIREN】歌詞の意味を紹介!さくらんぼに例えた恋愛模様にドキドキ…!の画像

真っ赤に染まった cherry heart
衝撃的なほどに 初心な
いわゆる 初恋 みたいな恋
どうにかなっちゃうよ cherry heart
爆発的威力で 君は
あたしを虜にしたの

出典: チェリボム/作詞:すぅ 作曲:クボナオキ

「cherry = さくらんぼ」ということは先ほど書きました。

ただ、この「cherry」という単語は英語の「スラング」すなわち「隠語」でもあります。

どういう意味が隠されているでしょうか?

諸事情によりストレートに書くのが難しいのですが「cherry」には「未経験の人」という意味があります。

何が未経験かというと「大人の階段」的なことでして…詳しくは調べていただけるとありがたいです。

ちなみに、英語圏では男性・女性の両方に使われている表現のようですね。

これをふまえて歌詞を読んでいくと、主人公はいわゆる「うぶ」な人。

初恋は経験しているようですが、それは淡くてプラトニックな状態で終わってしまったと思われます。

今回経験しているのは、爆発的な衝撃の恋。

主人公はもうこの段階でこの男性に運命を感じ、一緒に大人の階段を上りたいと望んでいるのです。

女性はよく本命相手には頭でも心でもなく子宮で恋をすると聞きますが、この女性は正に相手の男性に子宮で恋をしました。

要するに心だけでは満足出来なくなっており、体がそれを求めるという方向の意味に解釈が可能となります。

もう今にも男性にアタックしたくて仕方がないといったワクワクドキドキの躍動感が表現されているのです。

まさに「一瞬にして恋に落ちた」というものなのかもしれません。

その恋の衝撃は、心だけでなく、体にも影響を及ぼしました。

心臓がドキドキして鼓動がはやくなる、顔が火照る、手汗を凄くかく。

主人公の心は、「君」という爆弾の衝撃で一気に燃え上がったのです。

もどかしくて切ない!

【チェリボム/SILENT SIREN】歌詞の意味を紹介!さくらんぼに例えた恋愛模様にドキドキ…!の画像

キュンとしちゃうでしょ つつかれすぎて
もっと もっと 真っ赤になっちゃうの

弾けて もっと 甘く 熟して
どこまでもあたしを愛して
弾けて もっと 甘く 熟して ねぇ
ah chuku chuku
cherry cherry bomb!

出典: チェリボム/作詞:すぅ 作曲:クボナオキ

さくらんぼのように、ほんの指先程度のスポットがピンポイントで萌える主人公。

言葉でも、そんなピンスポットのように萌えキュンする台詞があったりします。

その主人公の思いがくすぐられるポイントを、上手に攻めてくる「君」。

無意識ならば天性の才能かもしれず、また意識的だったら相当なテクニシャンです。

とにもかくにも、主人公はこの「君」の仕草や言葉でさらに体を火照らせます。

まさに、完熟したさくらんぼなのです。

そして、その「完熟さくらんぼ」をさらに熟成させて欲しいという願い。

主人公の恋愛熱の高さがうかがえます。

これもまた初体験ならではの感覚であり、最初の2行が彼女の心をどんどん燃え上がらせていくのです。

また、ここで上手なのは主人公の相手の男性がどのように攻めてくるのかを敢えて間接的に表現していることでしょう。

もしかしたら主人公に刺激的な言葉をかけているかもしれないし、裏解釈としては女性が感じる箇所を攻めていることになります。

その辺りを敢えてぼかしてどちらとも取れる歌詞として奥行きや立体感を持たせているのが素敵な所です。

2番

トロける!