君と過ごす時間

声にならない ほど人を 好きになり
Wow This Summer day Summer night
何もかもが宝物(baby)

出典: 君の涙にこんなに恋してる/作詞:奥野夏夕 作曲:大野愛果

サビに入ります。

君に対する気持ちは「好き」なんていう簡単な言葉だけでは表せません。

主人公にとって、君と一緒に過ごした最後の夏はどの瞬間もキラキラ輝く思い出なのです。

切なくも美しい、一生忘れない記憶として心に残り続けます。

君の笑顔がこんなに勇気くれる

儚く愛しいこの気持ち抱きしめて

君の横顔ずっとずっとみつめてた

出典: 君の涙にこんなに恋してる/作詞:奥野夏夕 作曲:大野愛果

主人公にとっては君が笑っているだけで幸せなのでしょう。

しかし、今君に会える嬉しさと、この先君に会えなくなるという悲しさが同時に押し寄せてきます。

目に焼き付けるように、じっと君のことを見つめる主人公。

もう、幸せだけではいられないのです。

2番の歌詞を解説

過去の記憶

君の笑顔に出逢うまで
もう絶対に立ち直れないと思ってた
いつも涙が stay with me
Everything for you I'll always think bygones

出典: 君の涙にこんなに恋してる/作詞:奥野夏夕 作曲:大野愛果

主人公には昔付き合っていた恋人がいました。

しかし、ひどい別れ方をしたのでしょうか。

人と付き合うことがトラウマのようになってしまっていたのです。

しかし、そんな苦しい時期に出会ったのが君という存在でした。

もう自分は誰とも付き合えないと思っていた主人公の心の氷を、君がそっと溶かしてくれたのです。

そんな君の優しさに触れた主人公は、その恩返しをしなければならないと考えます。

英詞の部分を和訳して見てみましょう。

君のためのさよならを考えている

出典: 君の涙にこんなに恋してる/作詞:奥野夏夕 作曲:大野愛果

別れ際に「別れたくない!」とすがりつけば、君を困らせてしまうことになります。

君が少しでも晴れやかな気持ちで新しい場所へ行けるように、主人公は笑顔で別れようと考えているのです。

これが、トラウマから救ってくれた君に対する、せめてもの恩返しなのでしょう。

君の涙に出逢うまで
他人(ひと)に涙をみせたくなかったの
誰かと話すのも怖くて
臆病だった日々に say good by

出典: 君の涙にこんなに恋してる/作詞:奥野夏夕 作曲:大野愛果

トラウマを抱えていた時代の主人公は、泣くという感情すら忘れていました。

しかし、そんな自分のために君は泣いてくれたのです。

そして、人に対して心を開くことができるようになった主人公。

君の存在が主人公の人間らしさを取り戻してくれました。

もう、あの日の弱い自分はいません。

明るい記憶に変わる

溢れるほど この両手差し出して
Wow This Precious day Precious night
何もかもが宝物(baby)

出典: 君の涙にこんなに恋してる/作詞:奥野夏夕 作曲:大野愛果

両手じゃ抱えきれないほどの思い出の数々が主人公を包みこみます。

そのどれもが主人公にとってかけがえのないものなのです。

君の涙はこんなにもステキなもの
色の無い世界から突然光の中へ
知らなかった事一つ一つ教えて欲しい

出典: 君の涙にこんなに恋してる/作詞:奥野夏夕 作曲:大野愛果