朝が来るまでは僕だけが正義
明日を笑えるように何を裁く
今更何を怖がる?
独りよがりでいいだろう
出典: 蒼き日々/作詞:江沼郁弥 作曲:江沼郁弥
次の朝が来て自分独りの夜の安心感を失っても半ばやけくそのように前を向こうとする、そんな弱さを隠さない強さが見えてきます。
手紙
別れの中にもこの先の未来を見出す歌
別れがテーマの曲ですが、決して単純な悲しさを歌った曲ではありません。
別れてしまった人との思い出が少しずつ過去のものになりながらそれでも相手を忘れられなくて、そんなやりきれなさすら抱えてそれでも前を向こうとする気持ちが歌われています。
僕を見てくれよ
別々の道を歩くけど
いつかまた叱ってほしいよ
言い訳用意しとくから
出典: 手紙/作詞:江沼郁弥 作曲:江沼郁弥
終わった相手への愛情というどうしようもない気持ちを抱えて、またいつかどこかで会えることを信じてそれまで強く生きていこうとする決意が曲を通して表れています。
単純な悲しさを越えた先の、諦めにも似た気持ちがリアルに綴られた曲です。
風をめざして
葛藤も辛い記憶もみんな抱えて前に進もうとする曲
これまでのplentyの曲と比べるとガラッと変わって明るい印象の曲です。前向きにこれからも進んで行こうという気持ちが歌われています。
そしてこの気持ちの背景には辛かったことや悔しかったことがたくさんあって、それも全部抱えて生きていくという決意が見えます。
MVにもそれが表れていて、最初は壁を向いていた江沼さんが後半はひたすら長い道を走って行きます。
何処へゆこう 何処へゆこう
背負い込んだ過去と共に
様々な、楽しい、苦しいことがあるだろう
何処へゆこう 何処へゆこう
気の向くまま 心のまま
いうならば いうならば
届きそうで 届かない
風をめざして
出典: http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=k-160921-031
初期は負の感情をひたすら吐露するような歌詞が多かったplentyですが、活動を重ねるにつれて辛い中にも希望を見出すような曲が増えているように感じます。
これまでの苦しい記憶を持って、これから辛いことも待っている未来を見据えて生きていこうというこの歌詞には、諦めや悟り、希望、寂しさ、楽しみな気持ち、そんな色々な感情が見えます。
ただ明るいだけではない、暗いだけでもない、今のplentyらしい曲といえるのではないでしょうか。
まとめ
決して楽しいとはいえない感情や生きていく上で起こるつらいことをテーマにした曲が多いplenty。
とはいえその言葉はいつも後ろ向きなものではなく、その中に希望を見つけたりそんな負の感情すら認めて前を向こうとする強さを持っています。
ネガティブな感情を歌うからこそ、同じ気持ちの人を救う力が彼らの曲にはあります。
皆さんも後ろ向きな気持ちになって前を向く方法が分からなくなったとき、彼らの曲を聴いてみてください。きっと心が楽になります。
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