第10位:「つばさ -little wing-」
「J album」に収録されている隠れた名曲。作曲は織田哲郎さんです。
アコースティックギターから始まるサウンドが、ストリングスを加えながら壮大に広がって行きます。
タイトルに「つばさ」とあるように、空に羽を広げて飛んでいくような、そんな爽快な雰囲気が曲から感じられます。
「つばさ -little wing-」の歌詞をチェック!
地平の先に広がる世界
明日に怯えて立ち止まる
そんなときがきたって
止ることない時間
見えないものを信じることが
ときおり怖く感じるけど
いまならあの夢へと
もういちど いける気がしたんだ
出典: つばさ -little wing-/作詞:Satomi 作曲:織田哲郎
自分の夢や未来を描いて、そこへ向かって進んでいく姿と想いが綴られています。
毎日の暮らしにちょっと疲れてしまったときに、一歩前進する勇気がもらえる曲です。
第9位:「Harmony of December」
2006年にリリースされた24枚目のシングルで、 アルバムでは「I album」にも収録されています。
作詞および作曲は、一青窈さんの「もらい泣き」を作曲したことでも知られるマシコタツロウさんです。
東洋の楽器「胡弓」に似たサウンドによってアジアンなムードが漂う楽曲で、サビのメロディもどことなく東洋的音階を持っています。
「Harmony of December」の歌詞をチェック!
君に会いたい いま会いたい
離れた一秒も
僕の想いは夜空彷徨う白い羽さ
君を抱いて 羽ばたいて
永遠よりも彼方へ
消えないでいて この恋よずっと
出典: Harmony of December/作詞:マシコタツロウ 作曲:マシコタツロウ
12月という肌寒い季節だからこそ感じることのできる温もり。歌詞のテーマとなっているのは、大切な人を想う気持ちです。
愛に溢れたその内容に、心が優しくなる曲です。
第8位:「ラジコン」
「K album」に収録されている曲で、作詞と作曲は「松本隆&筒美京平」というゴールデンコンビ。
KinKiが本来得意とする少し懐かしい曲調と、さわやかな雰囲気が魅力の曲です。
筒美京平さんが生み出すメロディはいつも親しみやすくて、それでいて簡単には作れないような、個性的なものだと感じます。
「ラジコン」の歌詞をチェック!
ラジコンで操られて生きている
背中へと隠したね 操縦機
スティックを爪の先で遊んでる
でもそれで幸福さ
出典: ラジコン/作詞:松本隆 作曲:筒美京平
まるでラジコンのように自分の行動が操られてしまう、という不甲斐無い状態と、それを楽しむ主人公の気持ちが表現されています。
二人の関係性が見えるような、ちょっとコミカルで微笑ましい内容に心が和みます。