「ワーカーテルヨ♪」というサビだけを聴くと、気持ちが折れそうなのに意地を張っているようなニュアンス。

しかしその前に綴られているフレーズを読み取ると違う意味に感じてなりません。

自身の迷いを振り切りながら、決断が正しかったと言い聞かせているのです、

そしてサビのフレーズは、CODE-Vメンバーへ向けたメッセージのように読み取れます。

「弱音をはきながらも自らを励まし、たやすく想像できる厳しい道を進み続ける。」

こんな解釈が正しい気がします。

この曲はCODE-Vメンバーやファンだけではなく、新たなステージに立つソル自らに向けた応援ソングです。

涙を流しても決めた道

抜群の歌唱力とメンバー全員の創造性が光るCODE-V。

結成以来、兵役によるメンバーの脱退・加入をたびたび繰り返してきました。

メンバーの中で最後に兵役から復帰したのがソルです。

2017年にメンバー全員がそろい、アイドルを超えた歌唱力とハーモニーの美しさで日本人の心をわしづかみ!

紆余曲折を続けてきたのがCODE-Vになります。

そんなグループでの活動は、ソルにとっても厳しく険しい道のりでした。

ソルがこれまでにしてきた経験から、自身を奮い立たせる熱いメッセージが伝わってきます。

ティザー動画その映像の背景には

【WAKATTERUYO/SOL(from CODE-V)】ティザー動画から曲の魅力を徹底解説♪の画像

ティザー動画をよく見ると、「あっ」と気がついた方もいるでしょう。

「SOL・WAKA・TTERU・YO」という文字画像のバックのイメージが動いています。

じんだ光の背景が微妙に動いて、誰かの口のような映像が断片的に現われるのです。

ソル自身のビジュアルを封印して、彼がマイクを持って1人で歌う唇のイメージかもしれません。

この映像にはソルのソロボーカルへの思いが隠されているのでしょうか。

映像の背景に見えるもの

ここからもソルの目指している音楽の方向性を見ることが出来ます。

ソロで歌ってもファンを魅了できる、CODE-Vの活動の中で果たせなかったものを見たような気がします。

「わかっている!ぼくが目指すものはこれだから」

そんなソルの声が聞こえてきませんか?

動画のイメージでフルバージョンの雰囲気がわかる!

ティザー動画「WAKATTERUYO」は、動画だけでフルバージョンの雰囲気がわかるようになっています。

まず動画の中央の画像はリリースされたCDジャケットです。

ジャケットの文字の中には何かの画像を反転させたビビッドな色彩が映りこんでいます。

ビビッドカラーが登場したのは80年代です。

そして90年代では、Webデザインが主流になりスタイリッシュなデザインへと移り変わります。

文字の中に映るのは、ひょっとしたらソルのヘアスタイルのイメージかもしれません。

スタイリッシュヘアスタイルと言えば、80年代~90年代に大活躍した実力派ロックアーティスト!

この映像と曲のサビはハイテンポでキレのあるロックボーカリストが大活躍した時代を連想します。

ちょうど80年代後半のBOØWY、90年代前半のL'Arc en Cielを思い起こさせるのです。

そうするとAメロ、Bメロのビジュアル系ロックテイストな雰囲気がわかってくるでしょう。

少年時代の憧れと共に、自身の原点に帰って自由に羽ばたきたい!

そんなソルの思いが、このソロデビュー曲に込められているのかもしれません。

では東海ラジオでオンエアされた「WAKATTERUYO」のフルバーションを聴いてみてください。

2018.06.16 アンニョンコリア! 東海ラジオ「アンニョンコリア」の番組の最後で、「WAKATTERUYO」フルバージョンが聴けます。

ソルのロック魂!音楽のルーツ

【WAKATTERUYO/SOL(from CODE-V)】ティザー動画から曲の魅力を徹底解説♪の画像

ティザー動画にはタイトルしかなく、ソルがMVでどのようなパフォーマンスを披露するのか楽しみです。

パワフルなロックボーカルは、これまでにないソルの魅力です。

もしかしたら自慢のタンバリンを激しく叩きながら激しく歌うソルのMVが出来るのでしょうか。

それはかっこ悪い?、いえ、ありかもしれません。

すでにソル、ルイ、サンウの3人が自ら楽曲を創作する、Niiisan'sという音楽ユニットが結成されています。

そこでもソルの解放されたパワー全開の魅力を見られるのです。

絶品タンバリン職人!

動画「TITANIC」では、"タンバリン職人"を自認するソルのパフォーマンスと甘いボイスが楽しめます!

ソルのタンバリングパフォーマンスは、とても格好良いです。

ソルたちの音楽センスもパフォーマンスもハイレベルなので、思わず「クール!」と声が出てしまいます。

アップテンポで乗りの良いソロデビュー曲「WAKATTERUYO」と同じように、このMVでもそれを体感できます。

プロデューサーSOL!