1980年の名曲『雨の慕情』

「失恋」を歌った切ない曲

【八代亜紀/雨の慕情】大人な恋心を描いた歌詞の意味を紹介!雨が降ると会いたくなる…!ジャズアレンジもの画像

今回は八代亜紀さんの1980年リリースの名曲『雨の慕情(あめのぼじょう)』をご紹介します。

「なみだ恋」、「舟歌」と並んで八代亜紀さんの代表曲として有名です。

両親や祖父母が歌っているのを聴いたこともあるのでは?

歌詞の内容は別れた恋人を想う「女心」を歌ったものです。

演歌・歌謡曲のイメージが強い『雨の慕情』。

なんと、ジャズアレンジメタルアレンジもあるんです!

後ほど、ご紹介しますので是非ご覧ください。

まずは『雨の慕情』を聴いてみましょう!

若い頃の八代亜紀さんが綺麗な映像です!

音源をじっくり聴くのも良いですが、パフォーマンスもチェックしてみてください。

 

・「きらい 逢いたい」の歌詞に合わせて首を動かす

・雨粒を受け止めるように手を水平にして上下に動かす

 

歌詞に合わせた振り付けで、より歌詞の意味が伝わるように工夫されています。

ただ、歌うよりもずっと見ごたえがあるものとなっているのです。

サビのところからリズムが入る際の、手のひらを天に向ける振り付けは、他の八代の歌の場合と同様、自然に出てきたものだと本人は言う。

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/雨の慕情

八代亜紀さんのエンターテイナーとしての実力が分かるかと思います。

こういったところが長年ファンから愛されている理由なんでしょう。

日本レコード大賞受賞のヒット作!

名作詞者、「阿久悠」さんが手がけた!

【八代亜紀/雨の慕情】大人な恋心を描いた歌詞の意味を紹介!雨が降ると会いたくなる…!ジャズアレンジもの画像

『雨の慕情』の作詞者は昭和歌謡曲には欠かせない人物、「阿久悠」さんです。

1970年代にはすでにヒットメイカーとして名が知れていました。

八代亜紀さんの楽曲には「舟歌」含め、9作関わっており、縁が深い方でもあります。

作曲は「浜圭介」さん!

【八代亜紀/雨の慕情】大人な恋心を描いた歌詞の意味を紹介!雨が降ると会いたくなる…!ジャズアレンジもの画像

作曲1971年の楽曲『終着駅』のヒットで知られる「浜圭介」さんです。

『終着駅』を歌った「奥村チヨ」さんとご結婚されています。

阿久悠さん、浜圭介さん、後に紫綬褒章を受賞することになる2人が組んだ曲。

それが『雨の慕情』です。

ヒットしないはずがないですね。

 

それでは、今回のメインである歌詞の意味をご紹介しようと思います。

「それは違う!」と思う点もあるかもしれません。

著者の独自の解釈ですので、ご容赦ください。

歌詞の意味を紹介!

忘れたはずの別れた恋人の記憶

心が忘れたあのひとも
膝が重さを覚えてる
長い月日の膝まくら

煙草プカリとふかしてた

出典: 雨の慕情/作詞:阿久悠 作曲:浜圭介