『ViVid Strike!』は美少女格闘アニメ!

【Future Strike】がOP曲になっているViVid Strike!』は、人気アニメ『魔法少女リリカルなのはシリーズ』の第5期作品です。

しかしシリーズ表題にある「なのは」は今作品には登場しません。

魔法を使うという点では魔法少女と言えるのですが、凶悪なモンスターなどが相手ではなく、DSAA総合魔法戦競技という競技大会で、出場者が魔法を使って戦う形式になっています。

行き倒れになっていた広島弁の少女フーカ・レヴェントンが、ナカジマジムに所属し、様々な人と出会い、ウィンターカップを戦い抜くストーリーとなっています。

【Future Strike】の歌詞を紹介!

【Future Strike/小倉唯】PVで〇〇を披露!?歌詞の意味を解説!アニメOP♪の画像

あなたは【Future Strike】の歌詞を、どのように解釈されるでしょうか。

この曲は、アニメの世界にピッタリな曲です。アニメの世界を元にした、簡単な解説付きで歌詞をご紹介しましょう。

『今』と向き合う強い決意

誓い合った約束(うんめい)ずっと胸に抱いて
ここまで来たもう逃げはしない
今と向き合うために


行こう 君と共に

幼い日二人で過ごした季節
夢(みらい)語って笑い合っていた
離れていた時間は無情なほどに
全て奪ったあの日の君の笑顔も

出典: Future Strike/作詞:服部祐希 作曲:俊龍

鮮明な記憶と刹那の眼差しが
交差しては二人を遠ざける

止まっていた時計(じかん)を取り戻すために今
すれ違った日々を越える あの日の絆で
誓い合った約束(うんめい)ずっと胸に抱いて
全て込め撃ち抜くストライク
何も恐れはしない
行こう 君と共に

出典: Future Strike/作詞:服部祐希 作曲:俊龍

幼い頃二人で過ごしたというのは、おそらくアニメの主人公フーカとリンネのことでしょう。2人は幼い頃、同じ孤児院で過ごした幼馴染です。

リンネは学校でいじめられており、そのいじめのせいで養母の死に立ち会えず、いじめっ子を暴力で制裁してしまったという過去があります。

全て奪った日、とはその日のことかもしれません。

また止まっていた時間というのも、その時から心の中の時が止まってしまっていたと解釈することもできます。

歪んでしまった思いを正すため君の元へ

届けたい想いがあるはずなのに
素直になれずにまた背を向けた
見失った夢(みらい)は机上のセオリー
目の前にある現実 虚しく揺れる

願っていた強さは歪な陰を生み
求めるたび二人を惑わせる

心からの笑顔を取り戻すために今
絡みついた殻を壊す あの日の絆で
ただ君を守りたい ずっと胸に抱いて
ここまで来た もう逃げはしない
今と向き合うために
行こう 君の元へ

出典: Future Strike/作詞:服部祐希 作曲:俊龍

Don't be afraid. I am with you. Come on!
この想いその胸に届いて

君が道に迷って 帰る場所失って
一人にならないよう いつだってここにいるよ

変わらない想いとあたたかい仲間が
魔法のように二人を包み込む

出典: Future Strike/作詞:服部祐希 作曲:俊龍

止まっていた時計(じかん)を取り戻すために今
すれ違った日々を越える あの日の絆で
誓い合った約束(うんめい)君と胸に抱いて
全て込め撃ち抜くストライク
何も恐れはしない
行こう 君と共に
あの日見た夢(みらい)へ 君と

出典: Future Strike/作詞:服部祐希 作曲:俊龍

孤児院を出た後、フーカとリンネは別々の道を歩きます。そしてウインターカップで再開します。

いじめっ子を制裁したことで、格闘技の力に目覚めたリンネは力に固執し、弱者を見下すような人物に成り下がっていました。

そんなリンネをフーカはいさめようとします。

歪な影とは、リンネの心を表しているのではないでしょうか。

また、心からの~、の部分はそんなリンネを正しい道に戻したいという、フーカの心を表していると考えられます。

【Future Strike】PVの見どころは?

【Future Strike】のPVで初の殺陣に挑戦!

PVで『〇〇に挑戦』というと、ダンスやコスプレなどといったものを思い浮かべる方が多いでしょう。

しかし、この作品のPVでは小倉さんが『殺陣』に挑戦しているんです!

最初にどこかのお姫様のような姿の小倉さんが映し出されますが、すぐに場面が変わり森の中を歩いている、露出度高めな格闘ゲームの女性格闘家のような衣装の小倉さんの姿が現れます。

森の奥深くにある城に足を踏み入れるなり、謎の刺客に襲われますが、怖がりもせず次々と倒していくではありませんか!

その後PVはお姫様のような姿の小倉さんと、女性格闘家のような姿の小倉さんの映像が入れ替わりながら進んでいきます。

歌詞がアニメのキャラクターの心情を表したもの、ということで 格闘=殺陣を取り入れたのでしょうね。