Love Me × Love Me

これまで8枚のシングルと2枚のアルバムをリリースしてきた小倉唯ちゃん。

「Love Me × Love Me」は2018年7月25日にリリースしたシングル「永遠少年」のカップリング曲です。

どんな曲?

わずか2小節足らずのシンセサイザーのリフからなる短いイントロで始まる「Love Me × Love Me」は、心地よいテンポのダンスチューンに仕上がっています。

お洒落なシティポップの要素も含まれる凝ったサウンドに、いつ聴いてもキュートと評判の小倉唯ちゃんのボーカルが乗って、なんともさわやかな楽曲です。

のちほど歌詞についても見ていきますが、色彩豊かな恋の歌ですので、聴いてきゅんとすること間違いなしです。

繰り返されるサビのメロディーもとても親しみやすいので、ついつい口ずさんでしまうかも?

MVはシングル「永遠少年」の期間限定版に収録!

【小倉 唯/Love Me × Love Me】MVではテニスコートを舞台にキュートなダンスを披露!の画像

「Love Me × Love Me」が収録されているシングル「永遠少年」のタイトルチューンは「永遠少年」です。

「永遠少年」は、テレビアニメ「音楽少女」のオープニングテーマに使用されたアップテンポの夏らしい楽曲です。

ロック調で疾走感のあるAメロと、ハーフタイムのBメロという緩急もさわやかな素敵な楽曲ですので、こちらもお勧めです。

シングル「永遠少年」の通常版には、「永遠少年」と「Love Me × Love Me」の2曲が収録。

ほかに「永遠少年」のTV放映バージョンと、それぞれの楽曲のオフボーカルが収録されています。カラオケということですね。

また、初回限定版にはDVDが同梱されていて、「永遠少年」と「Love Me × Love Me」のMVが収録されています

「永遠少年」のMVはシングルの発売に先行して2018年6月26日にYouTubeにアップされましたが、ぐんぐんと再生回数が伸びて行きました。

そして、ついにMVの30万回再生を達成!

これを記念し、この「Love Me × Love Me」のMVもYouTubeでの配信を開始したのでした!

ショートバージョンではありますが、唯ちゃんのキュートなダンスを見ることが出来ます。嬉しいですね!

それでは早速MVを見ていきましょう。

キュートなMV!

MVのシチュエーションはテニスコート!

「永遠少年」のMVが唯ちゃんのコンサートをイメージしたステージのシーンで構成されています。

それに対して、「Love Me × Love Me」のMVはテニスコートを舞台にしています

どちらのMVも夏に観ても涼しげな青みがかったシーンが印象的ですが、舞台がテニスコートだけに唯ちゃんの衣装もどこかスポーティ。

MVの衣装は3種類ですが、YouTubeにアップされているショートバージョンのMVでも3種類の衣装すべてを見ることができますよ。

唯ちゃんはダンスも得意!

MVはテニスボールがぽーんとネットに当たる印象的なシーンから始まります。

唯ちゃんのダンスはいつもながらキレッキレです。

バックには4人のダンサーさんがついていますが、遜色ありません!

それもそのはず、ファンの皆さんならばとっくにご存知だと思いますが、小倉唯ちゃんはダンスも得意。

13歳のころには、「初音ミク -Project DIVA-」のモーションアクターを担当しています。

Project DIVAとは、2009年にセガから発売されたゲームタイトルです。

その中に登場するバーチャルアイドル初音ミクの動きは、当時13歳の唯ちゃんの動きなんです。

そのころからProject DIVAにちなんだキレッキレのダンス動画を披露しているので、興味のある方は是非見てみてくださいね!

歌詞を見ながら聴いてみよう

英語のヴァースはまさにシティポップ

短いイントロが終わると、いきなり英語のヴァースに入ります。

Love Me Love Me Please your heart,your love
Oh baby I love you Uh
Love Me Love Me Please your heart,your love
Oh baby I love you Uh

出典: Love Me × Love Me/作詞:宇田川翔 作曲:宇田川翔

こういうヴァースの手法は洋楽やシティポップに多い構成です。

サビよりは少し抑え気味のさわやかメロディが、これまたサビとよく似たコード進行の上に乗ってきます。

少し専門的な話になりますが、サビのⅣ-Ⅱ-Ⅵという進行なのに対し、ヴァースはⅣ-Ⅱ-Ⅲという進行です。

違いは3番目のコードがサビではⅥなのにヴァースではそこまでは突き抜けずにⅢになっていることですね。

つまり、サビではてっぺんまで昇りつめてしまうところ、出だしのヴァースはⅢまでにしておいて期待を煽ってるという感じでしょうか。

難しいことはともかくとしても、初めから盛り上がること間違いなしの構成なんです。