夏の定番曲!ちょっぴりオトナなサマーチューン【熱帯夜】
RIP SLYMEの人気を不動の物にした1曲
2018年に活動休止が発表されたRIP SLYME。
しかし彼らの楽曲は時を超えて多くの人に愛され続けています。
RIP SLYMEといえば特に人気を博したのが夏を彩るパーティーチューンの数々。
【楽園ベイベー】や【太陽とビキニ】。
そして今回ご紹介する【熱帯夜】などが有名な曲ですね。
熱く照り付ける太陽やきらきらと碧く輝く海、解放感のたまらないオーシャンビュー…。
そんな夏の風景には彼らのヒップホップサウンドがぴったりです。
一方で、今回ご紹介する【熱帯夜】は夏の噎せ返るような夜の熱気と妖美な空気感にぴったりの夏曲。
昼の健康的な雰囲気とはまた違った、ちょっぴり大人な夏の夜の空気感を見事に表現した曲となっています。
あのアーティストのリメイクも話題に
リリースから10年以上経ってもなお夏曲としての人気が根強い【熱帯夜】。
リスナーだけでなく、多くのアーティストからも人気の1曲です。
Perfumeのサウンドクリエイターとして一躍有名となり、DJやプロデューサーも行う中田ヤスタカ。
実は2013年に彼がリミックスしたバージョンの【熱帯夜】も発表されているんです。
彼の所属するASOBISYSTEM発売のコンピレーションアルバムに収録されているこのバージョン。
気になる方はぜひ聞き比べてみて下さいね。
まずは早速PVを見てみよう♪
妖美なサマーパーティに誘われて…

さて、まずは早速そんな【熱帯夜】のPVを視聴してみましょう!
終始照明の暗い部屋の中で撮影されたこの映像。
RIP SLYMEのメンバーとセクシーな水着を着たダンサーが曲に合わせて踊っています。
スタイル抜群の美女たちと絡むメンバーを羨ましいと思った男性も多いのではないでしょうか?
メンバーや彼女たちのセクシーなダンスも印象的で、真似した方もきっと多いはず。
夏の夜のむわっとした熱気と、少し危険な香りのするオトナのパーティの雰囲気がとても伝わってきますね。
まさに【熱帯夜】な一夜を過ごすメンバーと美女たちの映像となっています。
今回はこのPV映像の裏話や注目ポイントを3つご紹介!
PVをチェックして気になったポイントや、ふと感じた疑問を解説していきたいと思います。
注目ポイントその1:PV撮影裏話!
撮影監督はあの大物アーティストも手掛けた方!
妖美な雰囲気と怪しさ漂う今回のPV。
映像監督はキャビア~ンと北澤"momo"寿志の2人名義となっています。
お2人の中でもこの北澤"momo"寿志、実は本業のスタイリスト業で非常に多くのアーティストを手掛ける有名な方。
以下のような有名なアーティストのPV映像製作にも携わっている方となっています。
スタイリストとしての作品
・RIP SLYME すべてのミュージック・ビデオ
・椎名林檎「歌舞伎町の女王」「本能」「ギブス」「罪と罰」「性的ヒーリング〜其ノ弐〜」
・ユニコーン 「WAO!」
・木村カエラ 「どこ」
・森山直太朗 「さくら」
・忌野清志郎 「冬の十字架」
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/北澤“momo”寿志
PV撮影時の苦労話って?
また、RIP SLYMEのPVではよく一発撮りの手法が使われています。
一発撮りとは一度もカメラのカットを変えず、最初から最後まで映像を撮り続ける撮影方法のこと。
多くのアーティストがPVで使っている手法なのではないでしょうか。
RIP SLYMEのPVでは【黄昏サラウンド】や【POPCORN NANCY】などでも見られますね。
今回の【熱帯夜】のPVもその一発撮りで撮影されたもの。
とはいえこの一発撮り、撮影するのは結構大変な方法なんです。
手法上、当たり前のことですが一度途中でミスをするともちろん頭から撮り直しになります。
映像の後半や最後の最後でミスをしても、また頭からやり直さなければいけません。
そのため、撮影中は結構な緊張感だったのだそう。
それでもメンバー全員が納得のいくまで、何度も撮り直しをしたそうです。
彼らのプロ意識の高さがうかがえるエピソードですね。
とはいえ、何度も撮り直しを進めるうちに緊張感もほぐれてきたとのこと。
最後にはパーティ感を演出するため、シャンパンを飲みながら撮影したバージョンもあったそうです。
ただ残念ながら、そのバージョンはあまりのボロボロの出来にお蔵入りとなってしまったそう。
何度も撮り直して集中力が切れたり疲れが出たのか、はたまた楽しくてお酒を飲みすぎたのか…。
今となっては理由はもうわかりませんが、そんな彼らの映像もちょっと見てみたい気もしますね。