Kis-My-Ft2「君、僕。」のMVを解説！テーマは”虹色”？！真っ白な世界が表すものとは？

2018年10月3日発売、Kis-My-Ft2の22ndシングルです。初回盤AとB、通常盤の3形態がリリースされています。

爽やかなイントロが印象的で、冒頭から「君、僕。」の物語に引き込まれます。

主人公は自分の気持ちを伝えるため想いを寄せる相手の元へ向かっています。

既に恋人同士でプロポーズをするのかもしれないですし、片想いの相手への告白かもしれません。

いずれにしても好きな人への気持ちで胸を弾ませ、目に映るもの全てが色とりどりに輝く様子が描かれています。

明るいサウンドがその世界観をさらに盛り上げます。

サビの歌詞から主人公の想いの深さをうかがうことができますね。

メンバーのキラキラした歌声も相まって2人に幸せな未来が待っていることを予感させます。

動画をご覧いただくとわかる通り「君、僕。」のMVは真っ白な世界が特徴的です。

ギリシャのサントリーニ島をイメージしたというセットは白一色で統一されています。

さらにメンバーの衣装もジャケットから靴まで全てが白です。

CDのジャケットも白を基調としています。

では、真っ白で統一することにどういった意味があるのでしょうか。

実はこの真っ白な世界を何も描かれていないキャンバスに見立てているのです。

そして「これから君と僕でたくさんの色をつけていこう」というメッセージが隠れています。

これは「君、僕。」の主人公から恋人への気持ちでもあり、キスマイからファンへの気持ちでもあります。

Kis-My-Ft2は2018年でデビュー7周年を迎えました。

7はメンバーの数と同じということでキスマイにとってはメモリアルイヤーとなります。

7周年を節目にまた新しいキスマイの物語を作っていくという決意をこの真っ白な世界が表しています。

そしてこれからも一緒にたくさんの喜びを分かち合いたい、そんなファンへのメッセージでもあります。

「君、僕。」とは君＝ファン、僕＝キスマイという意味もあるのです。

「君、僕。」のMVには真っ白な世界をメンバーが自身のカラーで彩っていくという演出があります。

全員にソロパートが振り分けられ歌詞にそれぞれのイメージカラーが盛り込まれています。

例えば、玉森裕太のパートでは彼のイメージカラーである黄色がキーワードとなっており、MVではここで黄色いベンチに座ります。

7人がソロパートを歌うたびに真っ白な世界にどんどん色が付いていきます。