話題になったあのドラマの主題歌
切ない恋を歌った名曲
繊細な歌声が魅力的なシンガーソングライターUruさん。
彼女が2018年12月5日にリリースする『プロローグ』はドラマ『中学聖日記』の主題歌です。
「禁断の恋」を描いたドラマにぴったりだと評判な『プロローグ』。
今回はその歌詞の意味を独自に解説しています。
駄目だと分かっていても抑えきれない恋心…
ドラマ『中学聖日記』の主題歌
大ヒット漫画が原作のドラマ!
末永聖(演 - 有村架純)は中学校教師として赴任した先で、男子中学生・黒岩晶(演 - 岡田健史)と運命の出会いをする。しかし、聖には既に婚約を交わしている男性・川合勝太郎(演 - 町田啓太)がおり、聖は晶と勝太郎との間で思い悩むことになる。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/中学聖日記
キャッチ・コピーも「教師にあるまじき、純愛」とある通り、中学生と女教師の恋のストーリー。
ドラマ初回放送時は年齢差について賛否両論でした。
原作漫画とはストーリーやキャラ設定が違っているので読み比べても面白いかも?
吉田羊さんが演じる肉食系な原口律など、個性的なサブキャラクターも魅力的な作品です。
『プロローグ』のMVをチェック
『中学聖日記』のスピンオフムービーが公開されており、BGMとして『プロローグ』を聴くことができます。
中学生の憂鬱さや孤独さ、寂しさが表現されているMVで切なくなりますね。
タイトル通りドラマ本編の『プロローグ』といった内容で、聖が赴任する前の生徒たちの様子が描かれています。
主題歌になった作品に合わせて曲を書き下ろすことも多いUruさん。
今回はどんな歌詞を書いているのでしょうか。
次の章ではその気になる歌詞もチェックしてみましょう。
歌詞の意味を解説!
映画のようにワンシーンを切り取っている
目にかかる髪の毛と
かきわけた指
壊れそうでどこか
寂し気な背中
頼りない太陽を
滲ませながら
微笑んだ その横顔
見つめていた
出典: プロローグ/作詞:Uru 作曲:Uru
まるで映画のワンシーンのように歌詞の主人公は誰かの仕草を思い出しています。
細かく動作まで覚えているほど印象的だったのでしょう。
相手の背中からは何か悩みを抱えている様子がうかがえます。
「太陽」とは決して手が届かないもの。
主人公は相手に対して自分が持ってないものを持っている「まぶしさ」を感じているのでしょう。
でも、やはりその「まぶしさ」も不安定。
だからこそ、はかなくて美しい。
背中には色んな想いを抱えていながらも、微笑むその顔。
主人公はその表情から目が離せないでいます。
この歌詞から伝わってくるのは、主人公の相手に対しての深い愛情です。
その背中を見ながら、自分がどうにかしてあげたいと思っていたのでしょう。
しかし自分にはどうすることもできないと無力感を感じていたのかもしれません。
どうにかしてあげたいのにできないから、ただ見つめているしかなかったのでしょう。
届かないその存在を見つめる眼差しが滲むのは、涙のせいなのではないでしょうか。
どうして気づいてしまったの
いつの間にかその全て
視界に入ってくるの
心が波打つ痛みに
どうして気づいてしまったの
出典: プロローグ/作詞:Uru 作曲:Uru