「COUP D'ETAT」
どんなアルバム?
フルアルバムをリリースして来たG-DRAGONのアルバム1作品です。母国の韓国語でリリースされたアルバムも日本語のアルバムも発表されています。
このアルバムは制作陣(プロデューサー)がとても興味深いんです。ポイントとしては、国内にとどまらず、海外のトラックメイカーの起用もしているという点です。
BIGBANGの「Fantastic Baby」を彷彿とさせる速いテンポで駆け抜けるダンサンブルでノリノリなサウンドはそれほど見られません。
本来のヒップホップ色が少し強めに現れている作品なのではないでしょうか。
ラッパーとしてのG-DRAGONをしっかりと味わえるような内容になっていますね。客演もまた豪華なんですよ。
海外でもカリスマDJでトラックメイカーのDiploがプロデュースした曲や、女性ベテランラッパーのMissy Elliottが参加した曲など、
韓国国内にとどまることのないバラエティに富んだ曲の数々を聞くことができますよ♩
オススメ曲
早速このアルバムからのおすすめ曲をご紹介しましょう。まずは、アルバムの収録曲のトップバッターとなっているタイトルトラック「COUP D'ETAT」。
G-DRAGONをはじめ、所属するBIGBANGの曲のほとんどを手掛けているのが、YG エンターテインメントのプロデューサーTeddy。
しかしこの曲はアメリカのDJでありトラックメイカーのDiploとBaauerによって手掛けられています。
アメリカ南部の重低音の効いたヒップホップの要素が強いスローテンポなエレクトロトラック「Trap」というジャンルも確立した時期であったため、トラックとしても話題を呼びました。
なんといってもクレイジーなミュージックビデオで話題の「MICHI GO」です。自身の奇抜なアフロヘアから、トイレの演出、芸人とのダンスなど見どころが満載の曲となっています。
そもそもタイトルの「MICHI GO」は、韓国語からの造語となっているとのこと。
そして曲の雰囲気はヒップホップがメインですが、少しエレクトロな要素もあり、重すぎずキャッチーなトラックに仕上がっていますよ。
G-DRAGONもクレイジーに演じ切っているので本人としてもこのような面白みあふれる演出が好きなのでしょうか。
母国語の曲ですが、その韓国国内のみならず、日本でもファンから多くの支持を得ているヒット曲になります。
「HEARTBREAKER」
どんなアルバム?
BIGBANGのG-DRAGONがソロとして初めてリリースしたアルバムです。
このころは、同じYG エンターテインメントの仲間(2NE1のDaraなど)の客演がみられます。
こちらも韓国語盤のリリースになっていますが、タイトルトラック「HEARTBREAKER」を始めとして多くのファンを獲得しました。
また、アルバム「COUP D'ETAT」がリリースされた後、このアルバムも合わさった形でリリース。ファンとしてはより喜びの大きい作品になったのではないでしょうか。
そしてこのアルバムでも興味深いのが、プロデューサーのTeddy と 2NE1のリーダーCLのマイクリレーが堪能できるゴリゴリの「THE LEADERS」も収録されています。
オススメ曲
タイトルトラックの「HEARTBREAKER」をご紹介しましょう。
先ほどご紹介したアルバム「COUP D'ETAT」の頃のメイクとはかなり違ったものがありませんか?
メイクは濃い目ですが、奇抜なペイントが少なく、白いイメージが強いですね。
曲としてもポップ色がとてもあり、ラップがあっても「歌」として聞いてしまうほどキャッチーさがあります。
ミュージックビデオでは、髪型の変化はそれほどありませんが、場面場面で移り変わっていくファッションにも注目してみてください♪