常に進化し続けるHakubi
2017年に結成された京都の3ピースロックバンドのHakubi。
バンドのコンセプトは、「夜中、あなたに寄り添う音楽を」です。
その言葉の通り、孤独を感じてしまう夜に聞きたくなるような曲が多いのも特徴。
人のネガティブな感情などを直球に歌詞に詰め込んでいるので、多くの人から共感されヤミツキになる人も多いです。
21年の秋にメジャーデビュー決定
Hakubiは結成4年目にして、メジャーデビューが決定しました。
アニメやドラマ、映画の主題歌なども務めるほどの勢いのあるHakubi。
満を持して、メジャー1stアルバム「era」の発売が決定しました。
Hakubiは今までミニアルバムやシングルしかリリースしていないため、バンド史上初のフルアルバムになります。
新曲はもちろん、ライブの定番曲「mirror」なども収録されています。
また、初回限定版にはライブ映像が収録されたDVDも付属しているので、大満足の内容になっているのではないでしょうか。
大人になる辛さをストレートに書いた22
Hakubiの「22」は、ボーカルの片桐が22歳の心情を綴ったバラードです。
実は、Hakubiは「17」という曲もあり、その曲の続編といった曲になっています。
「17」はバンドの始まりになった曲であり、その曲の返事が「22」だとHakubiは語っています。
そして「22」はHakubiが新しく踏み出した一歩や、覚悟が詰め込まれた一曲です。
傷つきながらも必死に前に進もうとする姿が鮮明に書かれた歌詞に、感動する人も多いのではないでしょうか。
22の歌詞の意味をチェック
「22」は22歳の片桐が自分の気持ちを素直に書き込んだ曲です。
バンドとして成功したい夢があり、その夢に突き進む途中にぶつかる障害。
大人になっていくのに大人になれない辛さや、夢を追いかける途中に気づく理想の自分の遠さがなどがストレートに書かれています。
夢を追う人や、大人になる辛さを感じている人には心に響く一曲になっているのではないでしょうか。
大人になったフリ
どこか冷めたふりしたまま
諦められず大人になってた
出典: 22/作詞:片桐 作曲:Hakubi
いきなり胸に突き刺されるような歌詞ですね。
大人になるにつれて、本当の自分というものは出しづらくなっていきます。
主人公もそのうちの一人でした。
本当はやりたいことがあるのに言い出せず、冷めたふりをしている様子が書かれています。
そして、その事に気づいて自己嫌悪に陥っているようです。
流れに飲み込まれそうになる自分
流れ変わっていく人の波の中で
溺れてしまいそうで
出典: 22/作詞:片桐 作曲:Hakubi
主人公は人混みの中に紛れていました。
流れていく人々は、主人公からするとみんな同じ顔をしているように見えたのでしょうか。
しかし、主人公にはどうしても諦めきれない夢がありました。
そのプライドが人々の流れには流されないという強い意志を生み出していました。
しかし、大人になるにつれて現実を知りどんどん弱気になっていく主人公の様子が書かれています。
後悔ばかりの毎日
強がって笑って誤魔化す毎日は
後悔ばかり酷く残って
あいも変わらず生きる意味とやらを
探して歩いているよ
出典: 22/作詞:片桐 作曲:Hakubi