『アウトフォーカス』の前に進む力がもらえる歌詞の意味に迫りたいと思います。ぜひ、この曲の魅力を理解するための参考にしてみてください。
感動のドラマと現実のギャップ
感動のドラマに毒され
現実と比べては不貞腐れ
甲斐性なしのレッテルを貼られ
疲れ切った心でさ
何を思いそして何を望み
僕ら一体どこへ向かっているのか
出典: アウトフォーカス/作詞:鬼頭大晴 作曲:鬼頭大晴
テレビでは、感動や涙を誘うドラマが多く放送されています。それと自分の現実を比べれば、退屈に感じて嫌になってしまうこともありますよね。
日々の生活で感動するような名場面や、胸がときめくような瞬間に出会うことはあまり多くはないでしょう。
また、自分だけならまだしも人からも「甲斐性なしのレッテル」を貼られてしまったら、生きていることがつらく感じてしまうと思います。
そのような「疲れ切った心」で、どのような望みを未来に持てば良いのかと疑問を投げ掛けています。
「普通」は「異常」
普通が一番の異常だ
憧れとは一番の他人だ
自然が一番の演技なら
生きるとは死ぬことか
未来を天国や地獄に例えるようなこと
僕は何年経とうがしたくはないんだ
出典: アウトフォーカス/作詞:鬼頭大晴 作曲:鬼頭大晴
昔からよく言われることですが、「普通」とは一体何なのでしょうか?
「普通」の尺度は人それぞれで異なります。その観点から考えると、多くの人から見て「普通」と感じることはある意味「異常」と言えるでしょう。
「憧れ」は自分の理想であったり、明らかな違いを感じたりする存在です。そのような存在は、時に重荷になることもあります。
「自然」に見えるように取り繕っている人もいますよね。それが、他の人からも「自然」だと感じるのであれば、一番の演技でしょう。
そのように異常な状態で演技を続けていては、生きながら自分を殺しているのではないかと疑問を感じているのです。
未来は今の自分の延長線上にあります。その未来に天国や地獄など、特定の何かが待ち受けていると考えたらうんざりしてしまいますよね。
今の自分と向き合って、日々を生きることが大切だと伝えたいのではないでしょうか。
それぞれが主役のストーリー
僕ら一人一人がドラマだ
綺麗なシナリオなどはないけど
歪なままそれでも進むストーリー
平凡な日々もカットはされない
派手な演出も撮り直しもない
だからこそ輝く僕らのストーリー
出典: アウトフォーカス/作詞:鬼頭大晴 作曲:鬼頭大晴
この曲は友達に向けた曲なのだそうです。抱える悩みは人それぞれですよね。
しかし、その一人ひとりが自分だけのドラマを生きているということを伝えたかったと鬼頭大晴は語っています。
ただ励ますだけでなく、つらいことや苦しいことを受け止めて前に進もうとする力強さが『アウトフォーカス』の歌詞からは感じられます。
派手ではなく平凡であっても、けして人生はやり直すことはできません。だからこそ、人は必死で生きようとします。
それにより、それぞれが主役のストーリーが輝くのです。
まとめ
今回は、Half time Oldの人気曲『アウトフォーカス』について紹介しました。
印象的なシャウトや盛り上がるサビだけでなく、苦しくても前を向こうとする力強い歌詞もこの曲の魅力です。
『アウトフォーカス』を聴いてHalf time Oldのファンになった方が多いことも納得ではないでしょうか。
この記事を読んでHalf time Oldに興味を持った方は、公式サイトで最新情報もチェックしてみてください。
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