内田眞由美初センター曲「チャンスの順番」
センターはじゃんけんで決める!AKB史上初の試みをしたシングル
リリースは2010年12月、オリコンでは週間1位、月間でも1位を獲得しています。
シングルはType-A、Type-K、Type-B、劇場盤の4種類。
Type-Aの収録曲は「チャンスの順番」、「予約したクリスマス」、「胡桃とダイアローグ」、3曲のインストゥルメンタルを含めた6曲を収録。
DVDには「チャンスの順番」、「予約したクリスマス」、「胡桃とダイアローグ」のMV、そしてじゃんけん大会のドキュメント前編が収録されています。
Type-Kの収録曲は「チャンスの順番」、「予約したクリスマス」、「ALIVE」、3曲のインストゥルメンタルを含めた6曲を収録。
DVDには「チャンスの順番」、「予約したクリスマス」、「ALIVE」のMV、じゃんけん大会のドキュメント中編を収録しています。
Type-Bの収録曲は「チャンスの順番」、「予約したクリスマス」、「ラブ・ジャンプ」、3曲のインストゥルメンタルを含めた6曲を収録。
DVDには「チャンスの順番」、「予約したクリスマス」、「ラブ・ジャンプ」のMV、じゃんけん大会のドキュメント後編を収録しています。
劇場盤には「チャンスの順番」、「予約したクリスマス」、「フルーツ・スノウ」、3曲のインストゥルメンタルを含めた6曲を収録しています。
劇場盤にはDVDはついていません。
「胡桃とダイアローグ」はチームA、「ALIVE」はチームK、「ラブ・ジャンプ」はチームB、「フルーツ・スノウ」は研究生の歌唱曲となっています。
話題になった選抜方法
「チャンスの順番」が話題となった理由は、選抜メンバーをじゃんけんで決めるという大会を開催したため。
今までは総選挙や運営が推しているメンバーを前に置くことが多かったですが、全てを覆すじゃんけんでの選抜。
今まで日の目を見ることのなかったメンバーにもチャンスが訪れた瞬間でした。
応援しているメンバーが選抜メンバーとなり、音楽番組やバラエティに出るかもしれない。
ファンからしても大注目の選抜方法となりました。
誰にでもチャンスがある選抜、AKB48史上初の試みで選ばれたのは16名でした。
じゃんけん大会で話題を呼んだ選抜メンバー
選抜メンバーとセンター
選抜は2010年9月21日に開催された『AKB48 19thシングル選抜じゃんけん大会』で決められました。
じゃんけん大会はその名の通り、じゃんけんによって選抜メンバーを決める大会。
参加メンバーはAKB48のメンバーと、研究生内で行われたじゃんけん大会で勝ち残った4名。
トーナメント方式で、勝ち上がったメンバー同士がじゃんけんをしていく方法です。
そんなじゃんけん大会を制した選抜メンバーは16名!
内田眞由美(1位)、石田晴香(2位)、小嶋陽菜(3位)、仲川遥香(4位)、前田亜美(5位)
佐藤すみれ(6位)、佐藤夏希(7位)、高城亜樹(8位)、中塚智実(9位)、倉持明日香(10位)
小林香菜(11位)、田名部生来(12位)、河西智美(13位)、松井咲子(14位)、前田敦子(15位)、近野莉菜(16位)
センターはもちろん1位となった内田眞由美です。
こうして見ると常連のメンバーは前田敦子・小嶋陽菜・河西智美・高城亜樹くらいなもので、ほとんどが初選抜のようなメンバーばかり。
かなり新鮮味がありますね。
内田眞由美の呪いとは
「チャンスの順番」は惜しくもミリオンセールスに届きませんでした。
これはメンバーが初選抜の人が多く、握手会に行きたいと思っている人が買う枚数が少なかったため。
常連メンバーのファンが買うCDの量は計り知れませんもんね。
このミリオンセールスに届かなかった現象が「内田眞由美の呪い」と呼ばれています。
MVの見どころ
王道のアイドルMV
MVは内田眞由美にスポットを当てるような形となりました。
AKB48のMVはストーリー性があるものが多いですが、今回に限っては選抜メンバーの魅力が伝わりやすいシンプルな演出です。
衣装や背景は白を基調としたアイドルらしいもの。
また、MVの中にはじゃんけん選抜の映像が入れ込まれ、当時の感動的な気持ちが蘇ります。
じゃんけんに勝った瞬間のメンバーたちの顔は、心からの表情なのです。
初選抜のメンバーが多いこともあり、フレッシュで初々しさが良いMVですね。