チームBのことを書いた曲「初日」
初めてのオリジナル公演で披露したチームBを代表する曲
「初日」はチームBを代表する曲です。
チームBの初オリジナル公演から現在まで、多くのファンに愛されている曲であり、ファンが選ぶ曲でも上位にランクインする常連曲でもあります。
チームBのチームカラーを示す曲であり、チームBを表している曲調と歌詞です。
チームBはAKB48の中で、1番最後に出来たチームです。
当時チームAとKはすでにファンを獲得し、最前線で戦っている中で最後に生まれたチームは、公演も2チームのおさがり公演をしていました。
メンバーがおっとりしていて妹力が高く、可愛がられるタイプではありましたが、チームとしての力がまだなかった頃です。
紆余曲折、たくさんの努力を重ねて、初めて行ったチームBのオリジナル公演『パジャマドライブ』。
その公演の中で披露されたのが、「初日」だったのです。
この曲にはチームBの心情が赤裸々に綴られていて、こんなにもチームBのことを的確に書いている歌詞はないのです。
今回は「初日」の歌詞に隠された、チームBの思いについてご紹介していこうと思います。
歌っているオリジナルメンバーは誰?
CDに収録されている「初日」を歌っているのは、柏木由紀や渡辺麻友などチームBの代表的メンバーを含めた15名。
チームBはその後メンバーが入れ替わっているので、収録されている曲ではこのメンバーですが、公演では様々なメンバーが「初日」を現在も歌っています。
浦野一美、多田愛佳、柏木由紀、片山陽加、小原春香、佐伯美香、指原莉乃、田名部生来、仲川遥香、仲谷明香、中塚智実、仁藤萌乃、平嶋夏海、米沢瑠美、渡辺麻友
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/AKB48%E9%96%A2%E9%80%A3%E3%81%AE%E6%A5%BD%E6%9B%B2%E4%B8%80%E8%A6%A7#%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%90%E3%83%A0
「初日」はチームBにとって欠かせない曲であり、ファンにとっても特別な存在です。
今後もチームBの公演で「初日」を歌い続けてくれるでしょう。
チームBの思いが詰まった「初日」の歌詞とは
憧れのステージは輝かしいことばかりじゃない
私は立ってる 憧れていたステージ
大歓声 拍手と熱気の中
厳しいレッスン 自分の壁 乗り越えて
迎えた今日 チャンスの幕が開く
一人だけ踊れずに
帰り道 泣いた日もある
思うように歌えずに
自信を失った日もある
いつも ライバルが
輝いて見えた
出典: 初日/作詞:秋元康 作曲:岡田実音
憧れていたAKB48としてステージに立っている。
大歓声と拍手を受けて、輝いているステージに立てているのです。
先にも書きましたが、チームBはオリジナル公演をするまでチームAとKの過去の公演をお下がり公演として行っていました。
AとKよりもオリジナル公演ができるまでの期間が長く、ようやく手にしたオリジナル公演が『パジャマドライブ』でした。
他のチームよりも遅くできた最後のチーム、しかも実力もまだまだで他のチームとの差を感じる日々。
また、チームBは『パジャマドライブ』の公演期間中に、体調不良や怪我などで休演するメンバーが多く、きちんとした公演ではなかったとも言われています。
やっと掴んだオリジナル公演ではありますが、思ったようにいかないことも多く、どうして良いかわからないことも多かった期間でした。
夢は汗の中に
少しずつ咲いて行く花
その努力 決して裏切らない
夢は汗の中に
芽を出してずっと待っている
いつか きっと 願い叶うまで
出典: 初日/作詞:秋元康 作曲:岡田実音
それでも、自分たちでオリジナル公演を掴んだという事実は変わりません。
先輩チームの公演をやっても、チームBとしての個性は出ないままで、『パジャマドライブ』からがチームBとしての本当のスタートだったのです。
きついレッスンや、思うように成長できない自分に悔しさを感じることだってたくさんあったでしょう。
それでも努力に努力を重ねたことは、ファンが1番知っています。
だからこそ「初日」の歌詞は、メンバーにもファンにもぐっとくるのです。
自分たちだけのオリジナルを作り上げたい
スポットライトがこんなに眩しいなんて
長い夜が明けた朝陽のようね
先輩たちには負けたくないよ 絶対に
私たちのショーを作りたかった
怪我をして休んだ時
悔しくて 泣いた日もある
学校とレッスンの
両立にあきらめた日もある
だけどアンコールが
どこかで聞こえた
出典: 初日/作詞:秋元康 作曲:岡田実音
この部分は、メンバー全員に当てはまる歌詞でしょう。
怪我をして休んだとき、学校との両立にくじけてしまった日、悔しくて何回も泣いたことでしょう。
それでも頑張れたのは、チームBのメンバーがいてくれたから。
先輩チームと比べられることが多い中、自分たちだけのショーを作りたい気持ちでいっぱいだったでしょう。
チームBにしか出せないオリジナルを、必ず作るために。
その日を信じて、毎日踏ん張っていられたというところも絶対にあると思います。