リリース情報

2006年にリリース

シュノーケル【波風サテライト】歌詞の意味を徹底解説!何を捨て去りたいの?風の行方と光が示すものを読むの画像

【波風サテライト】は2006年1月6日にリリースとなりました。

冬の寒さを吹き飛ばすような、熱くそしてさわやかな楽曲です。

季節で言うなれば夏、といった感じでしょうか。

そしてシュノーケルにとって同曲は2枚目のシングルでもあります。

1枚目のシングルリリースから2か月という短期間でリリースとなりました。

乗りに乗るシュノーケルの勢いが感じられる1曲ともいえるでしょう。

また同曲はどの楽曲よりも多くのアルバムシングルに収録されています。

ファンからの支持も厚く、シュノーケル本人たちも思い入れのある楽曲の1つです。

曲の内容はタイトルの通り、波風を感じるような疾走感にあふれています。

シュノーケルの特徴や旨味が存分に詰まっているといってよいでしょう。

リリースされてからというもの、シュノーケルを代表する楽曲として愛されています。

人気アニメ「NARUTO -ナルト-」の第7期オープニングに起用

シュノーケル【波風サテライト】歌詞の意味を徹底解説!何を捨て去りたいの?風の行方と光が示すものを読むの画像

同曲はあの人気アニメ「NARUTO -ナルト-」のオープニングにも起用されています。

シュノーケルにとってアニメとのタイアップ曲はこれが初めてのことでした。

「NARUTO -ナルト-」は、落ちこぼれの忍者「ナルト」が仲間とともに成長していく物語です。

自身の成長、そして仲間との友情が描かれた物語といえるでしょう。

同曲はそんな大人気ジャンプアニメにうってつけの楽曲です。

主人公の疾走感や勢い、情熱、そして固い友情。

まさに青春といった感じです。

曲調も非常にアニメに合っており、ナルトファンからも注目されました。

歌詞にも物語の内容とリンクする箇所が散見されます。

ぜひそんなポイントもチェックしながら歌詞解説をご覧ください!

波と風

はみ出した風とは

はみだした風を集めてみたいな
波の先つたって彼方へ駆けてく

出典: 波風サテライト/作詞:西村晋弥 作曲:西村晋弥

冒頭はこのような歌詞から始まります。

比喩表現の効いた、独特な表現ですね。

これは真っ向から吹く風ではなくその端にあるような風、という意味でしょう。

もっというと、「はぐれ者」といったイメージです。

しかしそのような風でも集まれば遠く強く吹くことが出来る。

そんなことを示唆しているように見えます。

これはどこかナルトともリンクするといえるでしょう。

主人公のナルトは元々、とりわけ落ちこぼれの忍者です。

そして個性豊かな仲間と出会うことで徐々にその力を伸ばしていきます。

力だけでなく、人間的にも成長していくのです。

そんな主人公ナルトを連想させるような歌詞といえます。

遠く広がる海

覚悟は決まってる 道は遠くても
描いた未来へ続いてる

出典: 波風サテライト/作詞:西村晋弥 作曲:西村晋弥

同曲の中には「波」を連想させる言葉が多く登場します。

この歌詞でも、遠く雄大に広がる海が連想されるでしょう。

到底、海は簡単にひとまたぎできるような大きさではありません。

しかし主人公はその広さにひるむことなく、果敢に挑みます。

「いつか自分の望むような未来へたどり着く。」

そんな強い意志が感じられる歌詞でもありますね。

これもまた、無鉄砲でバイタリティ溢れるナルトの意志と似ているように思えます。

ナルトは作中で、「友情」や「里」を非常に大切にするキャラクターです。

友や里のためとあらば、真っ向からあらゆる壁に勝負を挑んでいきます。

そして彼は自分の決意を変えることなく、未来を切り開いて行くのです。

その真っすぐな心持ちは、まさにこの歌詞とピッタリ合いますね。

仲間の存在

確かな友情

あの日々の風とかけらを届けたい
寂しくはないよ いつもここにいる
どこまでも風がつないでる

出典: 波風サテライト/作詞:西村晋弥 作曲:西村晋弥