みんなそれぞれの思いや意志があって、行く先は自分の思い描くとおりになかなかいかないものです。意志や価値観同士はぶつかり合い、こちらの気遣いや気回しは一瞬にして砕かれることもあります。
「仲間」と気安く呼べるわりには信頼し合っている、もしくはわかり合えているとはとてもいえない。そんな状況をうたっているようにも思えるフレーズです。
Hey!!Hey!!応えて 誰かいませんか?
ずっと探しても 答えないや
出典: http://j-lyric.net/artist/a05473e/l024b08.html
サビ部分ですね。
「答え」のない世界は不安です。自分で見えない将来を予測し今とるべき行動を選択する…。生きること自体がバクチと言ってもいいくらいです。
そしてもともとこの世界に「答え」なんてものはどこにも存在しません。だからどんなに誰か別の人や物事から答えを探っても、それはこの世の一部分にすぎないのです。
答えがない世界はあなたにとっては絶望ですか?それともチャンスですか?
僕だけが僕を作るんだ
泣いたって、笑って 憎んだって愛して 生きていこう
出典: http://j-lyric.net/artist/a05473e/l024b08.html
上記続きになりますが、この曲では「答え」のない世界をチャンスとしてとらえていますね。
答えがないからこそ自分で解をつくる。
それはしんどい道のりにはなるでしょうが、他人や物に幸せという答えを委ねるより100万倍安定はしています。
『銀魂』本編と絡めて考えるのであれば、四勢力のいずれかがかぶき町を支配するということもあらゆる人の野望が交錯しています。
しかしかぶき町を誰かの力に任せない、自分で守るということとも考えられますね。
好きな居場所のために
君だって 踏ん張って この街で 生きていくんだ
出典: http://j-lyric.net/artist/a05473e/l024b08.html
「かぶき町が好きでずっと暮らしていたい」、手段は異なれど登場人物たちの思いはみな同じでした。
そして歯を食いしばっているのもみないっしょ。
『銀魂』での話だけなのではなく、これはわたしたちの生活そのものだとも言えますね。
自分の望む世界で暮らし続けるために歯くいしばらないでのうのうと過ごすなんて、そんなのフェアじゃありませーーん!!(銀さん風)
「サムライハート」まとめ
以上だいぶざっくりでしたが、『銀魂』のED曲にもなった、SPYAIRの楽曲「サムライハート(Some Like It Hot!!)」をご覧いただきました。
ギャグ回と「四天王篇」いずれにおいても本編を盛り上げてくれた曲であることは間違いないでしょう。
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