【早見沙織/新しい朝（あした）】MVを解説！爽やかなカフェで出逢うものとは？メッセージボードに感動！

早見さんは「劇場版 はいからさんが通る 前編」の主題歌も担当しています。

主題歌のタイトルは「夢の果てまで」。

意識的かどうかは分かりかねますが、昭和感たっぷりな情緒ある1曲になっています。

早見さんの優しい歌声が非常にマッチしており、聴くだけで温かい気持ちになれる楽曲です。

「夢の果てまで」の作詞作曲を担当しているのも『新しい朝（あした）』と同様、竹内まりやさんです。

 こちらもまた、必聴の1曲といえそうですね！

ここからは『新しい朝（あした）』のMVについて解説していきます。

楽曲だけでなく、爽やかなMVも注目されている『新しい朝（あした）』。

そのMVを見ていきます！

MVはドラマパートから始まります。

舞台はとあるカフェ。

スーツ姿の男性と、親しげに会話するカフェ店員の女性がそれぞれ主役のようです。

早見さんも映像に登場し、カフェの中で歌います。

その最中に、ストーリーも進行していきます。

席に座った男性が眺めているのは、どうやら履歴書らしき書類。

冒頭に男性が「もう就活か」と他のお客さんに声を掛けられていることから、男性は学生のようです。

冒頭で男性は「俺は東京に行くことに決めてるから」と他のお客さんに語ります。

その男性の言葉に、店員の女性は一瞬動揺した表情を浮かべているようにも感じられます。

この2人の関係性が、わずかながら窺えるシーンになっています。

ストーリーが進行する中に、1つのアイテムが登場します。

それはメッセージボード。

おそらくはカフェの女性が描いているであろう、絵や文字が表記されたメッセージボードです。

そのメッセージボードに、ある日お客さんからのメッセージが白いマジックで書かれます。

「いつも美味しいご飯をありがとう」、「ここに来ると、元気がでます」。

それらの言葉に対し、女性も白いマジックで感謝の言葉を返しています。

時には「人生は難しいですね」などとマイナスの言葉が書かれていることも。

その言葉に対しても、女性は「でも捨てたもんじゃないですよ」と言葉を送ります。

そんな中、カフェに訪れていた男性に1本の電話がかかってきます。

通話先の相手はおそらく、面接を受けた企業。

男性の喜ぶ様子から、どうやら男性は意中の企業に入社が決まったようです。

男性の合格に対し、同様に喜んだ表情を浮かべる女性。

そうして、レジの受付で男性と女性は会話を交わすのですが、その際、女性は異変を見つけます。

なぜか、男性の右手の親指付近が少し汚れていたのでした。

男性が就職でおそらくは東京へと向かい、女性は変わらずにカフェで働き続けます。

夕日の差しこむカフェの中。

椅子に1人座っている女性の視線の先にはメッセージボードが映ります。

お客さんとの交流が描かれていたメッセージボードは更新されておらず、新たなメッセージは書かれていません。

そうして女性は「最近いらっしゃいませんね」と書くのですが、思い直し、メッセージを消そうとします。

そこで、女性は大切なことに気づきます。

メッセージを消そうとして汚れた、自分の右手。

その汚れは、過日に見つけた男性の右手の汚れと非常に似ているものでした。

女性はメッセージを交し合った相手が男性だったことに気づき、笑顔を浮かべます。

その笑顔には複雑さがあり、様々な感情が浮かんでいるであろう内面が窺える笑顔でした。

果たして男性はメッセージボードになにを書き、そして、なにを消したのでしょうか。

とても甘酸っぱく、胸がキュンとするMVに仕上がっていました。

早見沙織さんの『新しい朝（あした）』をご紹介しました。

早見さんの優しい歌声が堪能できる楽曲はもちろん、切ないMVもおすすめの1曲です！

気になった方は、ぜひご視聴してみてくださいね！

最後に、早見さんが歌っている楽曲をご紹介して記事を終わります。

どちらも人気アニメの主題歌になっている楽曲ですよ！