21stシングル「友へ」

清木場俊介【友へ】歌詞を解説!ライバルであり戦友であるATSUSHIへの思いを綴った名曲にせまる!の画像

かつてEXILEで同じ道を歩いていたSHUNとATSUSHI

SHUNはEXILEを脱退し、ソロアーティスト清木場俊介として2006年から活動を開始しました。

そして2017年にリリースした21thのシングルとなったのが「友へ」です。

EXILE時代、2人は共にヴォーカルを務め、切磋琢磨しながらも楽曲を作り上げてきました。

そんな2人の関係は共に戦う戦友であり最大のライバル

どちらが上ということではなく、お互いに背中を追いかけ合い、そして尊敬し合っている間柄だったのでしょう。

そして清木場俊介さん脱退後、別々の道を歩むことになってもその関係は変わらないのだとか。

そんな戦友、ライバルであるATSUSHIさんへの想いを込めた楽曲として「友へ」は生まれました。

10年ぶりの共演

「友へ」はATSUSHIさんからの呼びかけがきっかけとなり誕生しました。

EXILEを脱退し約10年。

清木場俊介さんはライブツアーに向けて新曲を制作しようとしていました。

しかし納得のいく曲ができず追い込まれていた清木場俊介さん。

そんな最中、ATSUSHIさんから、「(ATSUSHIさんの)東京ドームでのソロライブ公演に出てほしい」。

そんな相談があったのだそうです。

出演に関して悩み、家族にも相談した結果、出演を決めたそうです。

それがきっかけとなり「友へ」の歌詞や曲が次々と浮かんできたのだとか。

もしこの曲が出来ていなければ、音楽活動を休止していた可能性もあったようです。

きっと2人の絆がキセキを起こし、曲を作り上げたのでしょう。

伝えたいこととは?

こちらの動画は「友へ」のショートバージョンです。

清木場俊介さんの歌声はとても聴き心地がよく、聴いていて何だかホッとします。

そして力強さもあります。

この「友へ」は清木場俊介さんからATSUSHIさんへのメッセージが詰まった曲

サビの部分では、その力強さを感じさせる声で、ATSUSHIさんへの想いを歌い上げています。

それでは清木場俊介さんの声を聴きながら…。

戦友であり、最大のライバルに伝えたいこととは?

時間を経た今だからこそ伝えられたのはなぜ?

清木場俊介さんの想いを感じつつ、「友へ」の歌詞を紐解いていきましょう。 

同じ道を歩いている

同じ方向を向いていた頃

いつも追いかけてた
その背中を見失わぬ様に
いつか二人が見た
あの光は今もまだ消えずに

出典: 友へ/作詞:清木場俊介 作曲:清木場俊介

あいつには負けたくないという想いを持ちながらも、一方であいつには勝てないとも感じていたのでしょう。

せめて、その差が広がらないようにと日々努力を重ねていた様子がうかがえます。

その時、2人は同じ目標を持ち、同じ道を歩いていたことでしょう。

過去の想い出

変わらない関係

どれだけの時代(トキ)が
流れてしまったんだろう?
目を閉じれば ほら
泣き笑った日々の二人がいるよ

出典: 友へ/作詞:清木場俊介 作曲:清木場俊介

どんなことも共に乗り越え、同じ時間を共有していたあの頃。

それはもう遠い過去の事ですが、つい昨日のことのように思い出すことができるのでしょう。

それだけ2人にとって大切な時間だったに違いありません。

そしてかけがえのない大切な相棒とよべる存在。

その関係は今も昔も変わらないようです。

違う道を歩んだ2人は…