あの頃の僕らには
戻れない 今はもう
この胸にしまい込んで
隠していた想い
今ならば伝えられる

出典: 友へ/作詞:清木場俊介 作曲:清木場俊介

いつも側にいると、存在が近すぎて言えない事ってあると思います。

それはたぶん誰にでも心当たりがあるのではないでしょうか?

意地を張ってしまったり、恥ずかしくて想っていることを素直に言えなかったり…。

もしくはまだ同じ土俵に立てていないと感じ、言葉にしてしまったら、なんとなく負けたような気になったり…

離れ離れになって、違う道を歩んだ2人

いつも側にいる存在ではなくなっても、心では繋がっていたのでしょう。

それぞれが新たな出会いや様々な出来事を経てきました。

その先には、過去にはなかった関係性を築けたのではないでしょうか。

時間の経過とはすごいものだと思います。

多くの経験をし、人は成長していきます。

離れていても刺激し合える存在…なかなか巡り会えるものではありません。

相棒

熱く語り合った日々

例え描く夢が
今は違うモノだとしても
胸に抱き続けた
あの記憶は色褪せる事ない

出典: 友へ/作詞:清木場俊介 作曲:清木場俊介

素敵な「」ですね。

固い絆で結ばれていることが伝わってきます。

過去に同じ道を歩み、同じ夢を追い続けた仲間…。

切磋琢磨し、きっと夢の話を何度も熱く語り合ったことが推察できます。

そして、お互いを認め合い、尊敬してきたからこそ、歩んでいる道が違っても相棒といえるのでしょう。

背中を押してくれる存在

どれだけの傷み
互いに背負ったんだろう?
ふと見上げた空
支えあった日々の二人が映るよ

出典: 友へ/作詞:清木場俊介 作曲:清木場俊介

1人で歩みはじめると、今までやってきたことはすべて1人でやらなくてはいけません。

時には悩み、疲れ果ててしまったり、立ち止まってしまうこともあるでしょう。

しかし築き上げてきた絆が力をくれます

直接話さなくても、相棒の存在が背中を押してくれることもあります。

昔はきっと多くの言葉を交わし、お互いの想いをぶつけ合ってきました。

しかし、今は言葉は必要ないのです。

過去、現在、未来

あの頃の僕らには
話せない事がある
懐かしい思い出を
重ねてずっと僕ら
これからも歩いていく

出典: 友へ/作詞:清木場俊介 作曲:清木場俊介

もし今もなお2人で同じ道を歩いていたとしたら、どうでしょうか…。

それはそれで、きっと絆は深まっていたでしょう。

お互いに刺激し合い、助け合い…。

ずっと変わらない関係を築いていたかもしれません。

 しかし、お互いに違う道を歩んだからこそ今があるのだと思います。

これまで、まったく違う景色を見て、新たな人々と出会ってきたことでしょう。

1人でしかできないことも経験したからこそ、2人の歴史はより深いものとなったのではないでしょうか。

そして、言えなかったこともようやく言葉にできたのだと思います。

それぞれが1人でしかできなかった何かを経験し、多くのものを手に入れてきました。

だからこそ、過去の想い出をそのままに、今があり、そして未来があるのです。

変わらない2人

変わり続ける事 恐れず走って
時代(トキ)が巡る度に
また甦る重ねた夢が

出典: 友へ/作詞:清木場俊介 作曲:清木場俊介

これから歩む道も別々の道です。

目指す先も、辿り着く未来もきっと別の場所。

しかし。何も怖がることはありません。

2人で積み重ねたもの、それぞれに積み重ねたものがあれば、困難も乗り越えていけます。

尊敬し合える相棒