ルリトウワタ(瑠璃唐綿、Oxypetalum coeruleum)は、キョウチクトウ科ガガイモ亜科ルリトウワタ属の1種の、蔓性多年草ないし低亜木である。
花の色と形からブルースター (blue star) とも呼ばれる。ただし、英語圏ではブルースターと呼ぶことは稀で、ブルースターと言えば同科のチョウジソウ属 (Amsonia) のことが普通である。

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/ルリトウワタ

その名もズバリ「ブルースター」なのです!

「coeruleum」が空色を表すのだとか。確かに「青」というよりは空の淡い青に近く見えますね。

淋しげに見えたのは勘違いだったかのように、幸福や信頼など幸せな花言葉が添えられています。

由来もわかる花言葉!ブルースターの花言葉をご紹介。その由来や誕生花、美しい画像など

メンバーとのドライブ気分を味わう!

メンバー5人が青い車に乗ってドライブするシーンが出てきます。

カメラに向かってとびきりお茶目な表情を見せてくれるメンバーたち。

見ている側は一緒にドライブを楽しんでいるような気がしてしまうほど、素の彼らを感じますね。

途中に挟み込まれる少々画質が低い動画は、スマホやホームビデオで撮影したような印象です。

なぜこうした映像を差し込んだのでしょうか。

残しておきたい時間

今やスマホは生活の必需品。

少しでも印象に残った光景は簡単に画像や動画として残せるようになりました。

気付けばスマホの容量がパンパンに膨れ上がり「保存できません」とスマホに叱られることはないでしょうか?

容量が足りなくなるぐらい、残したい景色が沢山あるのだと捉えることができます。

「今」は二度と戻らない

今この瞬間は、もう二度と戻ることはありません。

大切な人と過ごす時間を記録に・記憶に残しておきたいというメンバーの感情が読み取れます。

彼らにとってカラクリのメンバーひとりひとりが特別な存在なのでしょう。

宇宙空間に浮かぶ「特別な星」と例えられるのかもしれません。

ストーリーのカギを握るパーティーシーン

[Blue Star]のMVで印象的なのは、楽しげなパーティーのシーンです。

時間は夜、場所は屋外で都会のビルの屋上でしょうか。

たくさんのイルミネーションや飾りで華やかに彩られ、食事も豪華。インスタ映えしそうですね。

メンバー5人と3人の女性の楽しい時間。しかし1人だけ、無理して笑っているような女性がいました。

それが田中芽衣さん演じる女性です。

馴染めないのは誰のせい?

パーティーの輪の中に馴染めず、悲しそうな表情をみせる女性。

自分の居場所が見いだせないのか、話が面白くないのか、ご飯が美味しくないのか。

きっと居場所がないから話にものめり込めず、楽しくないから美味しいご飯も味気なく感じるのでしょう。

飲み会などで似たような経験をしたことはありませんか?

周りが楽しそうに盛り上がっているのに、自分だけが馴染めない

なぜ自分がここにいるのだろうかと、誘いに乗ったことを後悔してしまうこともあります。

結局女性はパーティーの輪を抜け出して、ひとりきりになることを選びました。

柵に寄り掛かり、ぼーっと空を見上げる女性は、とても孤独で憂いを帯びた表情をしています。

場の空気に馴染めなかった自分を責めているのかもしれません。

一方で、自分の孤独に気付いてくれない周りにも責任がある、なんてことも感じているのでしょう。

誰かが気付いて声を掛けてくれたら、こんなに辛い思いをせずに済んだのに。

今の自分の状況を何かのせいにしないと、悲しくて潰れてしまいそうなのです。

沢山の星が見守っている

COLOR CREATION【Blue Star】MV解説!あの作品とストーリー連動ってホント?!の画像

そんな彼女に気づいたのは、もちろんカラクリのメンバーです。

気が利かない男性なら「何してんの、こっちおいでよ」で終わったかもしれません。

でもカラクリは違います。心の底からイケメンであり紳士です。

小さなブーケは買ったものではなく、メンバーそれぞれが周りにあった花からピックアップして束ねたもの。

その真ん中にあるのはブルースターの花でした。

ブルースターを見守る人たち

花束の花がブルースターだけではない点に大きな意味があるのではないでしょうか。

人はひとりとして同じではない。メンバー5人は仲が良いけれど、それぞれ別の魅力があります。

そんな彼らが別々の花を束ねて作った花、その中央にあるブルースター。

パーティーの輪を花束に例えたとしても、おそらく同じようになるはずです。

てんでバラバラの花が集まるからこそ美しい花束ができます。

魅力的な人々が集まるからこそ楽しい時間が生まれるのです。

そのひとりが君なんだよ、というメッセージが込められているのでしょう。