ダイスケ【Moshimo】歌詞の意味を解釈！あなたは今どこにいる？ぼくが生きる理由について紐解く

それでも長い長い月日が経過すれば、人の想いは薄れていってしまうものです。

もしそのような時が訪れてしまうのなら、自分は傷ついたままで良いと歌っています。

それはとても苦しい決断でしょう。

心に深くついた傷は、自分をどんどん蝕みいずれは自分自身を壊してしまう可能性だってあるのです。

負の感情というのは恐ろしく、できるだけ早く無くさないと自分を保つことすらままならなくなっていきます。

ですが相手の存在を忘れるくらいならば、自分が苦しい想いをしてでも記憶に残っていて欲しい。

良い思い出として記憶し続けることが困難なら、嫌な思い出として記憶し続けたいと望んでいるのです。

この部分は相手を自分だけは忘れてはいけないのだと訴えるような歌詞になっていました。

相手のことを少しでも思い出すことができれば、主人公の想いが消えることはありません。

街の中にいるはずのない相手を重ねてしまった時や、夢の中に出てきた時。

相手が確かに存在したのだという証を感じることさえできれば、主人公は何度だって立ち上がれるのです。

うまくいかない時でも、苦しい時でも、大切な人のためなら通常時よりも力が湧いてくるもの。

誰かを想う気持ちには、説明できないほどの不思議なパワーが宿っているのです。

人が人を想う気持ちには、優しさや尊びのような真心が込められているのだと気づかされます。

この歌詞からは人と人だからこその感情の温かさを感じ取ることができるのです。

主人公は必ずまた2人で笑い合える日々が訪れることを信じています。

だからその日を1日でも早く実現させるために頑張るのです。

主人公は相手のことがほっとけないのでしょう。

自分と似たような面を持っており、どこか重ねてしまう。

まるで自分を見ているかのような感覚に陥り、意識せずにはいられないのです。

そして最初は、ちゃんと分かり合うことができた。

数少ない理解者だからこそ、かけがえのないその存在がいなくなってしまうことが辛いのです。

相手が行方を晦ました先は、闇の中。邪念や復讐といった良くない感情に囚われてしまっています。

そのようなところにいては次第に、相手の心が壊れていってしまうでしょう。

大切な存在である相手には、辛いことや苦しいことは経験して欲しくないという想いが伝わってくるのです。

この楽曲には主人公の自分の前からいなくなってしまった大切な人への想いが綴られていました。

そこからみえてきたのは、主人公の生きる理由です。

主人公は自分と重なる部分も多く、唯一心を許し合うことができた大切な存在を想い続けます。

相手が道を逸れようとも、見捨てることはせずただひたすらに手を差し出し続けるのです。

歌詞からはリアルな心情と主人公の強い覚悟が伝わってきました。

誰かを想う気持ちが強い行動力を生み、自分の生きていく理由になっていくのです。

主人公は相手のことを強く想っていました。

その想いの芯には、相手も幸せであって欲しいという優しい願いが込められていたのではないでしょうか。

当サイトOTOKAKEでは他にも数多くの楽曲の歌詞を解釈、解説した記事を掲載。

今回の記事では男性シンガーソングライター【ダイスケ】の楽曲を解釈しました。

シンガーソングライター繋がりで【カノエラナ】の【大事にしてもらえよ】の記事を紹介させていただきます。

この楽曲は彼氏ができた友達への想いと自分の心情を綴った1曲。

歌詞の意味を読み解くと友達への深い友情がみえてきました。

強がりながらも寂しがっている主人公のリアルな心模様にも注目です。

興味のある方は下記リンクより飛べますので是非チェックしてみてください。