『We love Tank-top』の詳細はこちら♪歌詞情報あり！【ヤバイTシャツ屋さん】

7曲目の「ZIKKA」は、「実家」で親スネ状態万歳の曲です。「ヤバイTシャツ屋さん」とはまったく関係はないんですが、ギタリストのCharさんは「ZICCA」（ジッカ）レーベルというのを立ち上げていて、実家にはスタジオもあり、実際にここから作品が生まれています。「ZIKKA」と「ZICCA」の綴りが異なると「実家」の意味もこの違いです。

お次の8曲目は、大阪府富田林市喜志町の歌「喜志駅周辺なんもない」です。この「喜志駅」は近鉄長野線の大阪芸大最寄りの駅で、富田林市内の駅では最も利用客が多いそうです。

9曲目「ウェイウェイ大学生」は関西の大学事情がよーくわかります。受験する人はこれを聴いて受験対策をしましょう。難関校もこれでバッチリ？

そして、しばたありぼぼさんが実は素敵な天王寺の女の子だった「天王寺に住んでる女の子」、11曲目の「L・O・V・E タオル」もしばたありぼぼさんフィーチャーで、コットンもナイロンもポリエステルのタオルも好きらしい彼女のナンバーです。繊維！

最後は、いい楽器を使っていて高音のボーカルがいるバンドをステージ脇から妬んで見ているのがよーくわかる「流行りのバンドのボーカルの男みんな声高い」と、“ネコ飼いたい”しか歌っていないのに曲の展開がカッコいい「ネコ飼いたい」でアルバムは終わります。

やっぱりこのバンド、唯一無二のエンタメバンドです。

デビューした時のサンボマスターの勢いとメタルにも通じるギターサウンド、曲のタイトルがそのまま歌詞になっていて、小学生でもオヤジ世代でも誰にでもすぐにわかる曲ばかりで、中毒になるのも納得のアルバムです。