2018年はバンドをはじめるのにうってつけ!
文化祭で「ひと味違う高校生」に
ここ最近で高校生を取り巻く環境って、大きく変わりましたよね。
誰でも簡単に動画を撮れるようになって、すぐにSNSにアップ。
冗談じゃなく「昨日までただの同級生だったやつ」がある日いきなり有名人になれちゃう時代です。
そこでいま改めてバンドに熱い視線が注がれています。
「ゆくゆくはオリジナルを作りたいけど、まずはコピーから」
「文化祭でとにかくモテたい」
「とにかくみんなに発信したい」
コピバンをする理由はそれぞれですが、困るのは選曲でしょう。
バンドメンバーみんなのセンスが同じなわけでは無いですし、いきなり難しいのも選びたくない。
でもせっかくコピーバンドをするならお客を盛り上げたい。
そんなあなたのために「コピバンにおすすめの曲TOP10」をご紹介。
ぜひぜひ参考にしちゃってください。
10 Hump Back/月まで
圧倒的なエネルギーをお客にぶつけろ

まだインディーズレーベルのHump Backですが、確実に知名度が高まっているでしょう。
なかでもYouTubeの再生回数が最も多い「月まで」をおすすめします。
その理由は「シンプルだから」。
難解なコード進行はなくギターソロも非常にシンプル。
ドラムやベースも特に難しいことをしていないので、初心者でも練習すればできます。
コピーするうえで気をつけたいポイントは2つ。
1つ目は「強弱を意識すること」です。
頭のボーカルだけの部分からサビに入る瞬間に注目。ベースとドラムが入ることでグンと音圧が増します。
ここで雰囲気を変えましょう。お客を「おっ」と言わせるイメージです。
2番のサビも同じ。Aメロとサビとの強弱のつけ方で曲全体の魅力が引き立ちます。
2つ目は「ミスを恐れないこと」。
実はこの曲にはイントロと間奏がありません。曲自体の時間も約2分10秒ほど。
一気に突っ走るようなイメージで演奏すると映えるでしょう。
だから少しのミスなんて恐れてはいけません。
アグレッシブに曲と向き合い、しっかりと熱を演奏に乗せることが重要です。
9 KANA-BOON / ないものねだり
Tik Tokの広告で再ブレイク

リリースされたのが2013年なのでちょっと古いのですが、最近YouTube上の広告でよく聴きますよね。
再度、耳にする人が多いのかなという印象なのでランクインしました。
この曲のミソは何といっても4つ打ちのダンスビート。
「みんなで踊れる曲」ということに注目しながら演奏をしましょう。
肝になるのはドラムのバスドラム。
一定のリズムをキープすることでバンド全体が引き締まり、お客のテンションも上がります。
またボーカルの歌い方にも工夫が必要。
例えば冒頭の部分だと「い/つだって」と区切りながら歌うことで曲全体がリズミカルになります。
みんなで楽しく踊れる曲なので、リズムに注目しながら演奏してくださいね。
8 ELLEGARDEN/スターフィッシュ
再始動を発表した2000年代の生ける伝説

現在では、全盛期を体感していた高校生・大学生はいないかもしれません。
ですが2018年に再始動したのでランクイン。
伝説的なバンドなので、もう一度、ブレイクするでしょう。
ELLEGARDENの楽曲は基本的にメロコアといわれるジャンル。
シンプルなコード・リズムと美しいメロディで構成されているので、コピーも比較的簡単です。
今回はなかでも簡単で人気が高い「スターフィッシュ」をチョイスしました。
この曲で気をつけるべきが「シンコぺーション」というリズムの進行。
半拍早くアクセントを加えることで曲全体に勢いをつけます。
しかし合わせた時にズレがちなポイントです。
特にベースとドラムの足並みが揃っていないとかっこ悪い印象に。重点的に練習しましょう。