MONDO GROSSO
以前はバンドとして、活動していた『MONDO GROSSO』。
そのサウンドのジャンルは、クラブ・ハウス・ジャズ・R&B・テクノ・ボサノヴァなどのミックスといったところでしょうか。
海外でも高い評価を受けましたが、バンドとしての活動は1996年まで。
現在では大沢伸一のソロプロジェクトとしての『MONDO GROSSO』という事になります。
今年になってから、爽やかなリゾートの風景の映像が流れるCMをよく目にします。
海風が清々しく吹き抜けていく様な、心地よいラテン系のリズム。
この曲が『MONDO GROSSO』によって2000年に発売された『LIFE feat.bird』です。
この楽曲は全日空沖縄のキャンペーンソングになりました。
十数年の時が経っても、まったく時代の流れを感じさせないこの『LIFE feat.bird』。
本記事ではこの楽曲をご紹介していきたいと思います。
『bird』
この『LIFE』をコラボしているアーティストが『bird』。
『MONDO GROSSO』は、その楽曲のほとんどを女性ヴォーカルとのコラボによって制作しています。
それでは、『bird』についても少々ご紹介します。
そもそものデビューのきっかけは、大沢伸一。
大阪のジャズ・クラブで歌っている所を大沢伸一に認められ、当時のZEEBLAのミニアルバムに参加する所から始まっています。
そして1999年に大沢伸一のレーベルから「SOULS」でデビュー。
同年に発売した、自身の名前を題名にしたアルバム「bird」では日本ゴールドディスク大賞新人賞を獲得しています。
『bird』という名前の由来は、「頭が鳥の巣のようだから」というのは有名な話。
そのプライベートはあまり知られてはいませんが、出産をきっかけに旦那さんはあの、「みうらじゅん」である事が発覚。
現在は2人の子供がいます。
『LIFE feat.bird』
それでは『LIFE』の歌詞を読み解いてみましょう。
この楽曲は、色んなバージョンのアレンジが存在します。
ですが歌詞については、同一です。
筆者は『LIFE feat.bird(Main)』が一番好きかな♪♪
前奏が少し長めのサンバ?ボサノヴァ?的な感じで始まります♪
少しだけ騙して
悲しい雨降り始めたなら
ねえ少しだけ騙してください
そうみんなにはわからないままで
心はただ震えてるままで
走る空 目で追う風の日を
時々どこかに映してみてる
出典: LIFE feat.bird/作詞:bird 作曲:Shinichi Osawa・Yoshito Tanaka
あなたから悲しい気配を感じる。
そんな姿はあまり見たくないの。
私が悲しくなるだけだから。
少し臆病になってしまうの。
彼の言動に一喜一憂している姿が浮かびます。
飛べない理由をずっと知ってるのさ
ママごとは終わりにして
甘い季節はもう2人の口づけ
たまらなくあてもなくて
激しい雨優しくなったら
ねえ少しづつ忘れてください
出典: LIFE feat.bird/作詞:bird 作曲:Shinichi Osawa・Yoshito Tanaka
割りきる事が出来ないのは分かってるの。
遊びはもうおしまい。
私たちはもうすでに愛し合っているんでしょ?
理由なんてない。
気持ちが静まったら少しだけ距離置いた方がいいかも。
もっと愛してしまうから。
奇跡を信じて
七色に染まる幻探して
羽ばたく懐かしい痛みへ最後の波の音へ
響くかすかな君の歌がたよりだよ
初めて君を覚えた夜今照らして
出典: LIFE feat.bird/作詞:bird 作曲:Shinichi Osawa・Yoshito Tanaka
奇跡を信じて、私が飛び込むのは最後の愛。
あなたの存在がすべて。
これが私の本当の愛なの。
あなたに出逢ったあの日を静かに思い出す。
あふれだす思い出は戻れない海に溶けて
帰れない涙から夢は後戻りをする
繰り返す星達の淡い口づけをうけて
いとおしい君の影浅い眠りを誘ってる そっと
出典: LIFE feat.bird/作詞:bird 作曲:Shinichi Osawa・Yoshito Tanaka