そんなおばあちゃんの身に、ある時大きな出来事が降りかかります。

なんと、おばあちゃんが病気で倒れてしまったのです。

女の子の写真を見つめている時に、頭痛を感じたおばあちゃん。

そのまま頭を押さえ込んで、意識を失ってしまいます。

すぐに病院に搬送されて、女の子のお母さんも付き添うことに…。

そんな中、家族はすぐに女の子へ連絡を送ります。

「おばあちゃんが倒れました」という連絡を受け取って驚く女の子。

連絡を受けた後、悲しそうな顔でおばあちゃんがくれたファイルを抱きしめる姿がとても印象的です。

故郷に戻る新幹線の中で…

すぐにおばあちゃんの元へ行くことを決めた女の子。

故郷に帰る新幹線の中でも、女の子はあのファイルを大事そうに持っています。

ファイリングされた楽譜を女の子がぼんやり見ていた時、中から一枚の写真が出てきました。

その写真は、おばあちゃんが女の子に優しくレッスンしていた時の様子を映したものだったのです。

写真を見て、女の子は泣き出してしまいます。

自分にとっておばあちゃんがとても大きな存在であることを実感したのでしょう。

おばあちゃんと再会する女の子

女の子は、おばあちゃんが入院している病院に辿り着きます。

病院の廊下を走り抜けて、おばあちゃんの病室へ向かう女の子。

病室のドアを開けると、そこにいたのは目を覚ましたおばあちゃんの姿でした。

ひとまずおばあちゃんが無事だったことを確認できた女の子は、すぐにおばあちゃんの元へ駆け寄ります。

そして、感謝の気持ちを伝えるかのように、優しくハグをしたのでした。

おばあちゃんも孫の姿を見ることができて、思わず笑みがこぼれます。

とても感動的なシーンですね…!

笑顔で帰る女の子

おばあちゃんが無事だと分かって、女の子は東京へと帰ります。

故郷に向かう新幹線の中では、女の子は涙を見せていました。

しかし、東京に戻る新幹線の中では笑顔を見せています。

そしてMVの最後には、病室で撮ったおばあちゃんと女の子のツーショット写真が登場。

微笑ましいエンディングを迎えます。

泣ける歌詞にも注目!

ドラマストア【グッバイ・ヒーロー】MVを徹底解説!ドラマティックな内容に号泣…大事な人に会いに行こうの画像

とても感動的な物語がMVの中で綴られていましたが、実は歌詞もかなり"泣ける内容"になっています。

ということで、歌詞の内容についても簡単に解説していきましょう。

しまい込んだ声は いつかの未来なんだ
叫んでいる声は あの日の僕らだったんだ
ほら 思い出になってしまった
あの日僕は 確かに君に救われたんだろう

出典: グッバイ・ヒーロー/作詞:長谷川海 作曲:長谷川海

上記の歌詞を見てもらうと分かる通り、この楽曲の歌詞には「僕」「君」が登場します。

「僕」は、何かの夢を追いかけており、「君」がそれを助けている。

そんな内容の歌詞になっているのです。

君だっていつかは消えてく
約束とか待っていられない
世界が君を遠くへ連れてく

出典: グッバイ・ヒーロー/作詞:長谷川海 作曲:長谷川海

上記は2番の歌詞を抜粋したものです。

「僕」にとって「君」は欠かせないとても大切な存在。

でも、いつかは「君」と別れなくてはいけない日が来るということも分かっています。

どんなに仲が良かったとしても、様々な転機を迎えて別れを選ぶこともありますよね。

それに、いつかはどんな人も死んでしまうので、死別は絶対に避けられないのです。

しまい込んだ声は いつかの未来なんだ
叫んでいる声は あの日の僕らだったんだ
ほら 思い出に変わる前に
“いつか”僕が 君を救う それが未来だろう

出典: グッバイ・ヒーロー/作詞:長谷川海 作曲:長谷川海

上記の歌詞は、クライマックスの部分に当たります。

いつかは「君」と別れてしまう。

だから、一緒にいられるうちに恩返しをしようと思っていることが分かりますね。

大事な人と一緒にいられる時間を大切にし、いつかは恩返しができるようになりたい。

そんな温かい気持ちになれる歌詞といえるでしょう。

おわりに

ドラマストア【グッバイ・ヒーロー】MVを徹底解説!ドラマティックな内容に号泣…大事な人に会いに行こうの画像

「グッバイ・ヒーロー」のMVや歌詞を見ていると、大事な人の存在のありがたみを実感することができますね。

しばらく会っていない家族や親友がいる人は、

「会って感謝を伝えたい」という気持ちになったのではないでしょうか。

ちなみに、ドラマストアは"心に訴えかける楽曲"を他にもたくさん書いています。

恋人への愛しい思いを歌った「秘密」

理想と現実のギャップに苦しむ思いを歌った「至上の空論」

未来に対する不安を歌った「世界はまだ僕を知らない」など。

どれもファンから人気を集めている名作なので、ぜひチェックしてみてくださいね!