BiSHでは”あまのじゃく”担当
モモコグミカンパニーは、BiSHの中では”あまのじゃく”担当という立ち位置になっています。
これは一体どういうことなのでしょうか?
モモコグミカンパニーは、先ほどお伝えしたように大変な読書家で、知的な面も持ち合わせています。
例えば世の中の当たり前とされていることや、長いものに巻かれろというような風潮に対しての”世の中に対する批判精神”というのはあるのかもしれません。
ネットのなかいつも好き勝手
傷つくこと平気で言って
実際にはコミュ障なのって
出典: DEAR/作詞:モモコグミカンパニー 作曲:松隈ケンタ
この言葉、現代のネット社会の言葉に責任を持たない、人の心の痛みを分からない人たちに対する痛烈な批判精神が込められています。
ネット社会を軽薄で冷血だと感じるモモコグミカンパニーさんの感受性に、うれしい驚きを感じます。
歌詞というより、“社会風刺”と言っても良いのかもしれません。
この曲もまた、モモコグミカンパニーの文才が光る歌詞です。
あまのじゃく改め”言葉のアーティスト”?
モモコグミカンパニーは、ただ単に素直に自分の気持ちや感じたことを言葉にしているというだけで、決してあまのじゃくではないと感じました。
純粋な感受性というフィルターを通して世の中を見たら、自然とこうなった。という表現の方が合っているのかも。
そういった意味で、モモコグミカンパニーは、言葉のアーティストと言った方がぴったりときますね。
鋭くて洗練された感受性のもとに創り出された言葉のメッセージを期待したいと思います。
著書『目を合わせるということ』
インパクトあるタイトル!
言葉を極めて大切に使っているモモコグミカンパニーさんが、ついに初めて本を出版しました。
BiSHとしてデビューして3年、その間の様々な経験を素直に語っています。
この本には、BiSHのモモコグミカンパニーが体験した3年間(2015年~2017年)の物語が描かれている。
興味本位でオーディションを受けた普通の女子大生が、「新生クソアイドルです」という号令とともにデビューを飾り、強烈な個性のメンバーとともに、ときにはぶつかり合い、ときには笑いながら生き抜いてきた。
そんなBiSHの情景を、当事者の視点で鮮やかに映し出しているのだ。
出典: https://www.amazon.co.jp/目を合わせるということ-モモコグミカンパニー-BiSH/dp/4401645731?_encoding=UTF8&redirect=true&ref_=nosim&tag=bookmeter_book_middle_arasuji_sp_logoff-22#productDescription
メンバーいちの読書家であるモモコグミカンパニー。
彼女独特の世界観を持ち、鋭き言葉を巧みに使うことのできるモモコグミカンパニーだからこそ書けたに違いありません。
著書を読んだファンからは「モモコ、まじめだな~」、「音楽雑誌のインタビューのような形式なので、読みやすい。」「ずっとファンだったけどやっと本当の素顔に触れられたと感じた!」などの声が上がっています。
BiSHファンはもちろん、言葉の使い方に定評があるモモコグミカンパニーの本、一度手に取ってみる価値はありますよ♬
おわりに
目を合わせるのが苦手な人
よく「人の目を見て話しなさい!」と怒られたことのある方、いませんか?
人の目を見て話さないと、その人が何を考えているのかがわかりづらかったり、真摯な態度ではないと捉えられてしまうことも多々あります。
でも、純粋に目を合わせて話をすることが苦手という方も多いのではないかと察します。
どのタイミングで目を合わせたらいいのか?
じっと見すぎたら失礼にならないだろうか?
色々考えすぎると、目を合わせづらくなってしまいそうです。
一説によると、目を合わせることが苦手な人の特徴として”見られること自体が苦手”という点があるようです。
外見のコンプレックスや、自信がなかったりすると相手とのアイコンタクトが成立しづらくなってしまうことから、目を合わせられなくなってしまうのかも。
”どうしても目を合わせないと!”と強く思いすぎると、それはまたプレッシャーとしてのしかかります。
まずは相手の目のすぐ下や鼻あたりを見ながら、徐々に”目を合わせる”感覚をつかむというのはいかがでしょう?
モモコグミカンパニーはその著書の中で次のように語っています。
目を合わせるということは、簡単に見えてすごく難しい。
目を合わせるということって、これが自然とできるようになる間柄になるまで時間がかかるもの。
やっぱり本音をさらけ出して、相手とぶつかるのは怖い。
目を合わせるということが、無意識にできるようになって初めて仲間として受け入れたと確定するのかもしれません。
誰でも、”目を合わせるということ”ができるように相手を受け入れ、かつ勇気を出して本音を言おうと、日々自分と戦っているのかもしれませんね。
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