エレキギター向けストラップとは
エレキギター向けストラップとは、名前の通り「エレキギター」の演奏時にエレキギターの重さを腕だけでなく、体(肩や首)で支えて演奏を補助するアイテムです。
エレキギター向けストラップと一言に表現しても、実は素材、機能、デザインもさまざまあります。
素材にもそれぞれの特徴があるため、長さや機能とあわせて体形や演奏スタイルに応じて自分に最適のものを選ぶことが大切です。
エレキギター向けストラップの種類と特徴
前述の通り、エレキギター向けのストラップにはさまざまな種類があります。
自分にぴったりの製品を選ぶためには、種類と特徴についてしっかり理解しておくことが大切です。
こちらでは、エレキギター向けのストラップでポピュラーな種類についていくつかご紹介します。
エレキギター向けストラップの素材
こちらでは、ストラップの素材と特徴をご紹介しましょう!
- ポリエステル…安価でカラーバリエーションが豊富。使用時の滑りがよいため、激しいステージングに最適です。
- ナイロン…デザインが豊富。独特な柔らかさと使用時の滑りやすさが特徴。
- コットン(綿)…光沢のない落ち着いたルックスと柔らかい質感が特徴。天然素材なので子どもも安心して使用できます。
- レザー(革)…合皮製と本革製があります。使用時の滑りにくさが特徴で安定した姿勢でパフォーマンスしたい人に最適です。
疲れにくさに配慮した素材
前述の素材の他に疲れにくさに配慮したストラップの素材もあるので特徴も併せてご説明しましょう!
- ネオプレーン…超伸縮素材。ウェットスーツにも採用されている優れた伸縮性と耐久性を備えるのが特徴。ストラップ自体がギターを引き上げるような独特の使用感で演奏をサポートします。
- エアークッション…肩当部にエアークッションが備えられているタイプ。エアークッションが、直接首や肩にかかるギターの重さの負担を和らげます。ストラップが体に食い込む感覚が苦手な人におすすめ。
疲れにくいストラップを選ぶポイント
こちらでは、疲れにくいエレキギター向けストラップを選ぶためのポイントをご説明します。
用途
「どのようなとき」に「どのような演奏をしたいか」という用途に応じて素材を選びましょう。
自分の求めるパフォーマンスに必要な機能と異なるストラップを使用することは、不快なだけでなく疲労も増強させます。
長さ
ストラップの長さはメーカーやブランドによって若干異なります。
また、エレキギター向け用とベース向け用ストラップが明確に分かれているわけでもありません。そのため、長さの確認は不可欠です。
ストラップの長さが不適切であると不自然な姿勢となり、疲労を増強させるだけでなくパフォーマンスにも悪影響を与えてしまうため注意しましょう!
選ぶときには、自分の体形やパフォーマンスの姿勢を考慮して必要な長さを確認するのがおすすめです。
ストラップの幅と厚さ
ストラップの幅と肩当部分の厚さも重要なポイントです。
幅が狭くて肩当部分の厚みが薄いものは、ギターの重さが直に体に負担となって食い込むような使用感となり、疲労や苦痛を増強させる原因になります。
疲れにくいストラップを選びたい人は、肩当部分の幅が広くて厚みのあるものがおすすめです。
肩当部分の幅が広いとギターの重さを体の広い部分に分散させることができ、食い込むような不快感や負担を軽減させることができます。