Rain Drops「明日は日曜日」

バーチャルライバーユニットRain Dropsによる楽曲

Rain Drops【明日は日曜日】歌詞の意味を考察!30秒で何を変えれる?日曜日が特別な理由に迫るの画像

Rain Dropsは、バーチャルライバーグループ「にじさんじ」に所属するバーチャルライバーによるユニットです。

メンバー緑仙、三枝明那、童田明治、鈴木勝、える、ジョー・力一ら6人になります。

2020年1月23日に、行なわれたメンバー発表はにじさんじ公式YouTubeで行なわれました。

その際にTwitter世界トレンド1位、YouTube同時アクセス5.1万人という驚異的な記録を樹立します。

1st MINI ALBUM『シナスタジア』はオリコン週間合算ランキング、Billboard JAPAN総合アルバムで1位を獲得。

圧倒的な人気で勢いづく実力派ライバーユニットなのです。

2021年7月23日に配信された楽曲「明日は日曜日」の歌詞の意味を本記事では読み解いていきます。

2021年9月22日発売予定の1st FULL ALBUM『バイオグラフィ』に収録されています。

楽曲制作について

作詞作曲は、マルチクリエイター白神真志朗さんによるものです。

今回の楽曲で愛する人を思うリアルな心情を描き出しています。

白神真志朗さんは曲中でリズム体としても参加され、べースを演奏しています。

今回ギターを弾いているじんさんの楽曲でべースを弾くなど、ボカロシーンでもご活躍されている方です。

ドラムを叩かれているのはヒトリエのゆーまおさん。

多彩な顔ぶれのアーティストが参加している楽曲であることにも注目ですね。

「明日は日曜日」の世界観

影を抱えながらもという光を手に入れ、乗り越えていく希望が感じられる今回の楽曲「明日は日曜日」。

メンバーの歌声と重なるハーモニーが瑞々しく、透明感溢れるエモーショナルな楽曲です。

この曲はドラマ「初情事まであと1時間」のエンディング主題歌として制作されました。

「初情事まであと1時間」は、恋人たちが初めて関係を持つまでの直前の1時間が描かれるオムニバスドラマ

ストーリーのその後をイメージして今回の楽曲は制作されたとのことです。

恋人同士、お互いを知る上で理解を深め、乗り越えていく様子が描かれています。

Rain Dropsのメンバーたちが時や場所をクロスさせながら、年月を経て絆を深めていく様子にも見てとれますね。

そしてMVラブソングとはまた違う楽曲の見方もできる、情緒豊かな映像作品となっています。

こちらの山下RIRIさんによる映像作品であるMVもあわせてぜひご覧になられてください。

美しくエモーショナルな楽曲、歌声、映像、すべてに心が揺さぶられるような作品に仕上がっています。

現在の愛おしい関係性

あなたとこんな関係になるなんて
出会った頃は思ってなかったな
触れ合った指先から伝わる体温が
今はただ愛おしい

出典: 明日は日曜日/作詞:白神真志朗 作曲:白神真志朗

この歌では恋人への思いが曲全体で語られています。

冒頭では出会った頃を振り返り、今も恋人と一緒にいられる幸せを噛みしめているのです。

出会った頃はあなたと今のようにとても親しい関係になれるなんて思ってもいませんでした。

あなたの指に直接触れてその温かみを感じられるだけで、とても幸せに感じます。

恋人の存在そのもの愛しむような気持ちが伝わってきますね。

あの頃の私たち

諦めることばかり考えていたあの頃

昨日のことみたいだ あの頃の私たちは
大事なことを ひとつずつ諦めることばっか
考えていたから 些細なことが
心に壁を作っていた

出典: 明日は日曜日/作詞:白神真志朗 作曲:白神真志朗

付き合う前の恋人との関係性について、今振り返るとより見えてくることがあるのでしょう。

つい最近のように感じるけれど、当時は恋人への思いが今とは全く違いました。

大事なことをひとつずつ諦めるような状況にいて、お互いに相手と心の距離を感じていたのです。

ストレスが大きい状況は些細なことでお互いに複雑な感情を抱かせる引き金になりやすいかもしれません。

当時はお互いに自分をさらけ出すことをためらうような状況にいました。

永遠へと繋がる30秒