苦し紛れでも進め
駆け抜けてきたその先へと…

出典: アスヘノBRAVE/作詞:不明 作曲:不明

とにかく進み続ける。

先へ行くことへの、強い決意が感じられる一行です。

「駆け抜ける」という表現から、この時点ですでに体力を使っていることが分かります。

ここに辿り着くまでにも、気力・体力をとられる戦いがあったのかもしれません。

しかし、彼らの目指すところはまだまだ先です。

自分を鼓舞する囁き

(Shout at the more deep pain)
深く刻まれる 痛み

出典: アスヘノBRAVE/作詞:不明 作曲:不明

ここで、英語の歌詞が挟まれています。

直訳すると「さらなる深い痛みに叫べ」となるでしょうか。

"shout at~"は、「叫ぶ」「怒鳴る」「気合いをかける」という意味。

囁くように2回繰り返す歌い方も印象的です。

まるで自分を鼓舞しているように思われます。

この「叫べ」は、痛みで呻いているということでしょうか?

それよりは声を出すことで気合を入れているに近いのではと感じられます。

大声を出すことは、相手への威嚇にもなるのです。

試合前に円陣を組んで声を出すことは、気合が入る効果もあるでしょう。

対戦相手への応援の方が大きければ、圧倒されてしまうこともあります。

痛みを受けてもくじけず、むしろ大声で気合を入れる。

決して諦めない姿勢がうかがえます。

(Stand up for your energy)

出典: アスヘノBRAVE/作詞:不明 作曲:不明

こちらの歌詞を意訳すると「お前のエネルギーを守れ」という意味合いになります。

"stand up for"は「支持する」「守る」等の意味を持つ連語です。

エネルギーを守るとはどういうことなのでしょうか?

精神力と置き換えると分かりやすくなるかもしれません。

1日の活動をする中で、私たちは少なからず自分のエネルギーを消費します。

ゲームの中では「MP」「行動数」などと表現されることもあるでしょう。

行動数がゼロになれば、その日はそれ以上何もできません。

MPがゼロになれば、回復しなければ魔法を使えなくなります。

私たちも身体的・精神的に疲れると、睡眠などで回復しようとしますよね。

重要なのは、何に自分のエネルギーを割くかということです。

例えば気疲れする職場、人間関係の中にいたらどうなるでしょうか。

帰宅する頃には疲れ果て、夢や目標に向き合う力が残っていません。

もちろん、すべてに全力を傾ければ評価はされるでしょう。

けれど同時に、人間はそこまで有り余る体力を持ってはいません。

人生の時間も有限です。

限られた時間・気力・体力を、何に優先して使うか?

どこで力を温存して、どこに本気を出すか?

それを問い続けて優先順位をつけた人が、実現に近づくのかもしれません。

力の使いどころを考えるのは怠慢ではなく、効率化なのです。

希望のありかは自分が知っている

この身に宿した希望 光
僕を導け

出典: アスヘノBRAVE/作詞:不明 作曲:不明

希望や光を追い求めるものだと思ってしまうことが多くあります。

今いる場所に希望が見つからないから、探しに行こうと考えてしまうのです。

しかし、MSSPは求めるものがすでにここにあることを知っています。

求めるものの片鱗をすでに持っている。

人は自分にないものは想像することさえできません。

ポジティブなもののことを意識できる時点で、ある意味ポジティブなのです。

そしてすでに持っているポジティブなパワーは、行く先を教えてもくれます。

目指す場所が分かっているから

BRAVE
険しい道でも 迷うことはない
命が尽き果てるまで
何度でも立ち上がれ My soul
(wow wow wow wow)

出典: アスヘノBRAVE/作詞:不明 作曲:不明

夢や目標に向かう時、少なからず困難にぶつかることがあります。

いくら楽しいと思えることをしていても、困難すべてを避けることはできません。

逆にすべての困難や逆境を避けようとしたら、逃げるだけの人生になってしまいます。

好きなことだからこそ、苦しい状況でも頑張れるモチベーションが生まれるのでしょう。

またMSSPの目指す夢や目標は、一生をかけて取り組む壮大なもののようです。

命をかけて頑張ろうと思えるものがある。

それが眩しくも見えます。

途中には上手くいく時も、辛く思える時もあるでしょう。

しかし彼らには諦めない心があります。

さらには自分たちの姿勢を見せることで、私たちを励ましてもいるのでしょうか。

後半の歌詞から、夢に向かう決意の固さもうかがえます。

自分たちの命だけでなく、までかけるほど本気です。

Frame
炎を宿し チカラに変わる
高鳴る鼓動は 先へと

出典: アスヘノBRAVE/作詞:不明 作曲:不明

"Frame"は「炎」という意味の英語です。

次の行にも炎という言葉が出現します。

これは精神的な炎だと思われます。

情熱と言い換えても良いでしょう。

情熱、楽しいと思う気持ちがあるからこそ頑張れる。

ここでもそう歌われています。

楽しいことをやっている時って、ワクワクしませんか?

ワクワクする気持ちは、自分が情熱を感じていることのサインです。

楽しいことをし続けたいと思うからこそ、継続に繋がっていきます。

砕け 叫べ
アスヘノBRAVE Ah

出典: アスヘノBRAVE/作詞:不明 作曲:不明